本日の一言　 ２０２５．１〜　つぶやきっぽい今日の思いです （2024年につづいています）　TOPページへ戻る
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２０２４年は、ここをずーっとスクローしてください。一番したから始まります。
２０２５年３月１１日（火）　東日本大震災から１４年。毎年同じことを言っている感じですが、今年のこの日も曇っていて、寒い。あの日はもっと寒かった。今みたいにパソコンでラジオなんて聴けると思っていなかったので、様子がよくわからなかったが、どうも津波がきているようだ、ということはわかった。飯田橋の事務所は５階だったから、ものすごい揺れ。長かった。まさか、こんな大惨事になっているとは思っていなかった。電車が止まっていたので、翌朝、永田町を通ったら、銀色の、アルミホイルみたいなものを体にまとって、マスクをしている人が歩いていて、原発がどうとか、という情報もあったので、これはただごとではない、とは思っていたが、まさか原発がこんな事故を起こしているとも思っていなかった／今はスマホでどんどん情報が入るので、あのときのような「ぼんやりとした」ことにはならないのだろう。が、自然災害はいつ、どこで、本当にどんなものがくるのか、わからない／東日本大震災で被災した方々も、宮城県沖地震がある可能性が高い、と言われていたけど、まさかここまで、とは思わなかったでしょう。この日を毎年迎えることは、さまざまな思いをまた重ねることになると思います。どうか皆さん、踏ん張って、ご自愛ください。これからもまた、全国で起こる、世界で起こる災害に、私たちは向かっていきます。
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２０２５年３月６日（木）　大船渡市の山林大火災、家が焼けてしまった方々も多い様子。被災状況はまだわからないですが、東日本大震災から１４年がもうすぐで、津波で流されたから高台に移ったのに、今度は火災で…、話されている方がおられ、本当に自然災害のむごさを思います。なんでこんなに何度も何度も大きな被害を受けなければならないのか、と理不尽さと、怒りと悲しさと、どうにもならない思いでおられることと思います。心が痛みます。大船渡出身の知人にメールしたら、今のところおうちは無事とのことでしたが、１週間以上たって、その後の様子は聞いていません。どうしたかな…。この雨で鎮火しますよう、切に願います／著者お二人と一席設けて、ご苦労さま会を開催しようと思っていたのですが延期になってしまいました。で、せっかく予約したので、キャンセルするも何かもったいないような気がして、編集仲間に声をかけて、行ってきました。神楽坂だぞ！の和食コースの店です。うーん、食材はよかったのですが、どうも味付けが似たような感じで、少々塩からい。もう少し素材の味が活かされてもいいのではないか、と思ったところが残念。それと、お水もお茶も出ない…。言えばよかったけど、お茶はメニューのドリンクに入っていて有料せめてお水くらいは出してほしかった。最後の会計では、代金だけ言われ、明細はなし。これもどうかなー。いい店ってそんなもの？　テーブル席は広くて環境はよかったのですが、さて、次行くかどうかは思案のしどころ／高額療養費の引き上げが決まりました。怒り心頭。これでどれだけ助かるか。私は夫が大きな病気で２度も大変な医療費がかかりましたが、この制度のおかげで、だいぶ助かりました。大病は、医療費だけでなく、入院の食事代・衣服・家での医療用のいろいろとか、とにかく出費が出てくるわけです。高額療養費があっても、支出は８万円とかもっとになる。これだけ稼いでこないといけないわけです。働けなくなれば、一気にこれらの負担も、生活費もある。大病を支えるのは連帯でしかできません。ぜったいこのままにしないとダメです／さて、また国際女性デーが近づいてきました。毎年言ってますが、私の誕生日。今年は土曜日で、国際女性デーのパレードが渋谷であります。が、雨で寒そうで、参加しようかどうしようか、こちらも思案中。若くないから、寒い中を歩くのは、けっこうしんどいかもしれない。お天気次第かな。
２０２５年２６日（火）　いつも同じことしか書けません…。ばたばたしていて、あっという間に時間がたってしまてます／女性差別撤廃条約議定書などなど、日本にたくさんの勧告をしてきたわけですが、外務省がその一つに「皇室典範は人権に係わる話ではない」と突っぱね、あろうことか、 ＣＥＤＡＷへの拠出金排除通告をした、という暴挙にでました。札びらでほっぺたひっぱたいた行為であります。国際的に見ても、このような行為は恥ずかしい。自分たち意見が通らなければ、金を出さないといやり方は、外交政策、世界の平和を脅かしていくことにもなりかねない。自国の利益を考える必要はあるが、今のアメリカのように、自国第一主義で世界に出て行けば、摩擦があまり大きくなり、世界は一触即発になる。日本もそれに追随するのか、と思います。許してはならない、という抗議活動。今月は永田町議員会館に、この抗議以外でも足を運んで、さすがに議員会館のはしごまでしたのは初めてでした。とにかく平和が第一です／高額療養費の限度額を引き上げると。いやいや、それはダメでしょっということです。亡くなった夫は、急性白血病で入院１年あまり（宿泊外出はあったけど、病床はそのまま）。その後はマルクをやりながら経過観察。やっと寛解になるまで数年かかりました。入院時は高額療養費、助かりました。そして１０年ちょっとたって、ステージ４末期の大腸がん。肝臓に大きく移転していて手術はできませんでしたが、入院して抗がん剤治療して、一時期はガンがずいぶん小さくなりました。その間も高額療養費にお世話になりました。こんなふうに、人はどんな病気に、いつなるかわからないわけで、それをみんなで連帯して支え合うのが「国」を作っている理由でしょう。医療費が膨らんでいることも確かですが、もっと人を大事にした政策を出せるはずです。簡単にやっつけで出すような政策ではなく、それこそ自民党が大好きな「丁寧な」仕事をしてほしいものです。
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２０２５年２月１３日（木）　なんか仕事に追いまくられています。そのなかで、２月７日は、災害女性学をつくる会の久しぷりの打ち合わせ会議。Zoomが一般的になり、仙台にいる方々とも画面でお会いできることは本当に画期的です。今後は「災害女性学チームラボ」という団体名で、活動・学習会をしていくことになりました。新しいメンバーにも加わっていただき、新しいステージになります。今後は、公開での学習会ももち、来年の東日本大震災１５年を振り返ることも。各地でさまざまな行動があるようで、それがこれから発信されていくことになります。15年たって、女性たちの支援活動などが、いま、どういうかたちに姿を変えて、広がっているのか、各地で発信されることと思います。今年は阪神・淡路大震災30年でした。それを考えると、東日本大震災も阪神・淡路大震災の半分の年月がたったわけです。が、去年の能登半島地震を見ても、避難所の環境や復旧は全然変わっていない、逆に後退している、という意見も多く、今後、さらなる活動が求められています。石破内閣は防災庁を立ち上げようとしています。夏には具体的な形が出てくるようですが、ハードだけではなく、ソフトの部分がもっと光が当たって施策に反映されることを願います。
２０２５年２月６日（木）　年が明けてから、国立女性教育会館（ヌエック）の本館以外の宿泊・研修棟解体とか、ついこの間は、政府が女性差別撤廃条約関連での資金支出をやめるとか、もう、「なんなんだよー」という暴挙ばかりが立て続けに起きています、だいたい、これらに係わっている人たちは同じ人たちで、反対運動、申し入れ、署名、抗議などの動きがあっという間に広がり、動いています。国会開会のときですので、永田町は、資金支出はしない、ということが報道されてから、外務省・内閣府の担当者はあちこちからの抗議、質問で右往左往しているようで、「回答はできません」と、何を聞いてもこの返答で、今はアンタッチャブル状態。海外の人たちが聞いたら、驚くような暴挙ですが、報道はほぼされずにいます／ヌエック解体問題では、昨日院内集会があり、多くの国会議員が解体反対の意見を述べるために応援に駆けつけてくださいました。国会が開いていて、ヌエックについての改正法案が今国会で出されることになっているので、とにかく議員にはこの解体問題（なぜこの施設が必要なのか）を周知し、法案を通すことがないようにしたいです。建物を壊してしまったら、もう、今の日本ではぜったい建設はできない、と考えます。何とか阻止したいものです。女たちの（もちろん男たちもですが）闘いは続きます、ほんと大変…。
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２０２５年１月３１日（金）　あっという間に１月が終わります。去年の１１月末くらいから、年度末に向けてのいろんな仕事が怒濤で、土日もずっと仕事をしていて、目がしんどくていろいろあり、でも仕事をし、会議をやったり、と、凄まじく時間が過ぎました。やっと一息ついています。何週間ぶりかで、土日締め切りに追われないでのんびりできそう…／昨日は、外務省が女性差別撤廃条約にお金を出さないとか、言い始め、ジュネーブに勧告会場に行った女性たち、もちろん私も含め、活動をしている人たちが怒髪天をつく状態になっています。女性天皇制を認めないのは差別だ、と勧告したことに対して、日本政府は「天皇に人権はない、だから差別問題ない」といい、また、「日本の天皇制は日本のものなのだから口出すな」（私の意訳）ということで、年明けから、周りはいきりたっています。昨日は、さっそく女性の国会議員と話し合いをしにいった人たちもいて、行動の素早さには、本当に頭が下がります。これから抗議文があちこちから出てくると思いますが、年明け早々、女性たちの連帯で抗議活動がまたひとつ始まります。
２０２５年１月２２日（水）　昨日２１日付け「しんぶん赤旗」に『災害女性学をつくる』の編著者であり、『関東大震災　被災者支援に動いた女たちの軌跡』の著者である浅野富美枝さんの寄稿文が掲載されました。災害支援の重要性だけでなく、平和が災害の被害を最小にすることを強調され、今までにない災害問題を扱った寄稿文だったと思います。そのせいか、両書のあの損へのアクセス数は、なんと４桁（それが販売につながるわけではない）。関心の高さがうかがえます。残念ながら、Amazonの在庫はすぐに品切れ。毎度おなじみの「在庫なし、入荷未定」状況ですが、これをきっかけに、このような本が注目されたことは大変嬉しい限りです。しかしながら、今まで一般紙の毎日・東京新聞などに関連記事が掲載されたりしていたのですが、ここまでの反響はありませんでした。政党新聞としての矜持が感じられ、読者層の知識欲の高さもあるのでしょう。大変参考になりました。是非ご購読ください。
２０２５年１月１６日（木）　三連休も終わって、正月気分はそろそろ抜けたか／明日１７日は阪神・淡路大震災から３０年です。さまざまな催しがあります。メディアでも大きく扱っています。被災された方々は本当に辛いこと・さまざまなことをやり尽くしている３０年だったと思います。亡くなられた方をずっと思う３０年。この震災から、日本で続く大きな災害で、新たな支援の仕方や避難所のあり方、当方の場合では女性への支援が主ですが、そのようなことがたくさん議論されてきました。２０１１年の東日本大震災では、当方・生活思想社ともに、女性に特化した支援を現地の被災者と行いました。阪神・淡路大震災のときは、まさか、自分が東日本大震災に遭遇し、その支援を個人で、そしてたくさんの人たちとグループを作って行うなんて、思ってもいませんでした。このことがきっかけで、『女たちが動く――東日本大震災と男女共同参画視点の支援』が生まれ、１０年たって、『災害女性学をつくる』を刊行するご縁をいただきました。去年の元旦に起きた能登半島地震では、支援の遅れがずっと言われ続けていて、今までの災害支援・防災で培ったものはなんだったんだろう、と思うこともあります。災害には、ひとつとして同じものはない、ということを噛みしめ、明日を迎え、全国各地で災害に遭われて苦しんでる方々に思いを寄せたいと思います。
２０２５年１月８日（水）　今年もどうぞよろしくお願いいたします。うまく、新しい「本日の一言」の枠ができなくて、去年に続けて書くことにします。まあ、そんなたくさん書かないので／本来なら４日にエレカシの新春武道館コンサートに行く予定だったのですが、いろいろ仕事も忙しく、いろいろ周囲がいろいろあり、コロナやインフルが絶賛流行中ということで、断念しました。大人の判断ということで。しかしながら、エレカシも宮本浩次のコンサートは、始まったらもう、ずーっと立ちっぱなし、というハードなものでして、それが途中休憩があるにしても、３時間近く続くので、なかなかに辛い。私としては、ノリノリで見る、というより、じっくり座ってノリノリしたいタイプなので、みんなが立つと、舞台が見えないし、疲れるところでもあります。今回もアリーナ席（平たい地面の席、スタンド席は上の階の席）。普通はアリーナ席を喜ぶのですが、私は、スタンド席のほうが楽なんで、できればスタンド席の一番前が理想（みんなそうか…）。という年明け／年明け早々、眼科受診。白目に注射をしました！　とんでもないことだ！　と思いますが、今は本当に医療が発達していて、これがなかなかに簡単。が、ばい菌が入りやすく、それが一番怖いので、とにかく抗菌薬を点眼、顔は洗わない・洗髪もダメ、ということで、白内障の手術に似たものがあります。今のところ、すっきりした感じがします。明日はどうなっているのか／今年も楽しい仕事をしていく予定です。新刊ももちろん。乞うご期待。
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２０２４年１２月２７日（金）　今月は、「本日の一言」と言いながら、ぜんぜん更新できませんでした。周囲の皆様は今日でおしまいですが、当方は明日も出てきます。少々野暮用。今年は、能登半島地震から始まって、災害が多い年でした。戦争も治まらない、挙げ句の果て、この間は韓国の大統領が戒厳令発令というとんでもない暴挙に。国民の闘いで撤回させ、弾劾裁判などの動きもあり、国民の民主主義に対する力をひしひしと感じます。日本が植民地にしてしまった国が、これほど闘いができる（したくはないでしょうが）国になったことに敬意を表します。一方で、日本はどうか。衆議院選では、何とか少数与党になりましたが、まだまだこれから。しかし、国会の議論はひじょうに緊張感があるものになりました。閣議決定も聞かなくなりました。まだまだ理想には遠いですが、これが本来の姿です。若い人たちは政治は自民とかの議員がヘラヘラしているだけの場だけしか見ていないと思いますが、本当は違う。これからの国会見ていてね。来年は参院選もありますので、是非若い人たちは投票してください。必ず変わります。今の国会見て、自分たちで変えたい／地方自治の首長選は、選挙・選挙民を愚弄する事態になっていて、こちらはどうにかならんのか、と、怒りをもっています。また首長の性暴力が容認されたり、自分の自治体がこれでよいのか、と思うことは皆さん多々あるのではないか。来年は戦争が終わり、新たな闘いの年になりますように。平和で、豊かな世界になるよう、みんなで生きたいです。今年はこれでおしまい。来年は１月６日開始予定です。皆さん良いお年を！
２０２４年１２月１９日（木）　師走まっただ中。毎日なんでこんなにばたばたなんだろう、と思いながら。先週の私は…、と下記を読んで、そうだった、そうだった、と、日記とはこういうものか、と思う次第／根を詰めて仕事をしすぎていて、少々ガタがきています。やはり６０歳というのは、人間の耐用年数が切れるのだ、とつくづく実感している日々です。昔は５５歳が定年だったし、要するに、６０歳を過ぎたら、そろそろと生きなさい、ということなんでしょう／国会の委員会がなかなか活発になっていて、ネットで流していて、非常に興味深いです。少数与党になったことが、これほど劇的に国会運営が変わるのか、と思います。それだけ、今まで自民党独裁の時代が続き、日本は政治的にも経済的にも最低の状況にいるのだ、と実感。これを機会に私たち国民が求めている様々な問題を解決すべく、ロビー活動をしたり、院内集会をしたり、市民活動も活発になっています。年末ではありますが、国会が開かれている限り、市民の活動は続きます。閉会しても、もちろん。被災地の復旧はまったくダメだし。とにかく政治がもっと早く動かないと助かるものも助からない！
２０２４年１２月１０日（火）　なんと、忙しくしているうちに１２月も１０日になってしまいました。生きてます／１１月２８日は、編集仲間とダベリング。忙しいのに、私の話を聞いてくれー！と言って、ほんのお茶会で終わろうとしていたのが、皆さん、大々的に宴会状態にしてくれて、持ち寄りのいろいろを食べながら、楽しくおしゃべり。ストレス解消にばっちりでした。わざわざ時間を作って集まってくれて、ホントありがとう／と、次の日は、出版ネッツの組合員仲間で勉強会。教科書編集をしていた方から、教科書編集の現場の話を伺い、ディスカッション。検定問題はいろいろ聞いていましたが、現場だからこその、いろいろがうかがえて、検定問題をどう考えていけばいいのか、が少し見えた感じがしました。時間が足りなくて、第二弾を、というところですが、なんせ手弁当なので、どうするか。二次会もほぼみんな残って、ワイワイやりました。気の置けない仲間なので、大変有意義な時間でした。講師になってくださった方に、厚くお礼を申し上げました／という１１月月末を迎え、１２月に突入。先週は何をしていたのか…。そうそう、参加している全国フェミニスト議員連の機関紙発送をしたのでした。郵便代金が高くなって、某社の配達システムにお願いしたのですが、なかなかに面白いシステムで、絶対この住所はないぞ、というものは、発送用のシールを打ち出す前にはねられます。よくよく調べてみると、「市」が入っていなかったり、町名の漢字が間違っていたり。よく今までこれで届いていたなー、と妙に感心しました。便利なのは、住所と名前が入っていれば、郵便番号は自動ででてくるので、データの流し込みが簡単なこと。システムがわからないときの電話での助っ人も親切で、意外にすんなりできました。次回もこれにするか、思案中／で、そのあとは、なんかずっとゲラを読んでいたのか…。もうあまり記憶がないのですが、とても目が疲れている。で、週明けから２日目。結構いろんな動くが出てきて、会議のセットとか打ち合わせとか、もちろん飲みもあり、怒濤の年末を迎えています。年賀状はどうしようか…。
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２０２４年１１月２７日（水）　２週間もたってしまいました。この間何していたのか…／１６日は、新しい方々と新しい企画の立ち上げ、ということで、お会いしました。話のきっかけは、３０年近く前に研究会で出会った先生です。福祉の研究者で、現場でも仕事をされていたことがあり、神奈川の大学にずっとおられた先生。私も神奈川在住ということで、いろいろ共通点があり、また福祉関連共通の知り合いも多く､お話をしていて時間がつきない先生です。で、久しぶりに介護の問題で本を出しましょう、ということになりました。私ももともとは高齢者の生活・介護・福祉のことをやっていた・やろうてしていたので、ずっと障がい・高齢者福祉の関連は表面を追っていましたので、今まで奥の奥にしまっていたいろいろを頭から引っ張り出して、広げているところです／１８日は、これもまた古い友人と三人で食事会。一人はなんと１０年以上会っていなくて、ある場所で三人がばったり会った、という、なんとまー、偶然！　ということで、これは宴会だ！となりました。元気で仕事もされていてよかったです／そして２０日は、宮本浩次のコンサート。横浜のぴあアリーナＭＭなんですが、ちょっと遠い、広い、雨、ということで、悩んだのですが、せっかくだから突進。みやじファンは、幕が開くと、もうすぐに立ち上がり、そのままずっと過ごす、というものなので、座席指定は意味がない…。で、舞台は見えない、ということで、仕方がないのですが、たまにはみんな座って観て、と思います。私はさすがに立ちっぱなしは無理なので、座ってワイワイやりました。やっぱり声はサイコーでした。座席の出来がよくないのは難点、音はよかったです。「スタンド席」というのがこれまたすごくて、２階から４階まであるですが、４階はビルの８階くらいあるのでは、というほどの高さ。私はアリーナ席だったのですが、スタンド席のほうがよく見えたかな。しっかり遊んでいます…／そして仕事がどーっと流れ込み、休み明けにまた流れ込んできてます。ガンバ。
２０２４年１１月１３日(水)　さて、選挙も終わり、首班指名では３０年ぶりの決選投票。８４票もの白紙ということで、なんでなんだよ、というがっかり気分もあります。が、やっと独裁政治の国会運営も与野党の議論が少しはあって、強行採決も少しは減るだろうと思うと、ネットでの国会を見るのにもストレスは軽減されるのか。とにかく、閣議決定だの、強行採決だの、やりたい放題は断固、阻止。野党の責任は大きい。期待しています／ということですが、ちょっと日にちが遡りますが、先月３１日には、埼玉大学で著者が関東大震災の話をする、というので一緒に参加。初めて行ったのですが、昔の国立大学とあって、木々がたくさんあって、広いキャンパスでうらやましい。バス便しかないのが少々不便ではありますが、「ザ・だいがく」という感じ。都会の大学はみんな高層ビルで、迷路のようで、コンクリートジャングルです。学生さん向けの講義だったので、わかりやすくて、他の先生方も聴講してくださって、なかなかに貴重な体験でした／と言えば、全国唯物論研究協会の大会ものぞきにいったのでした。久しぶりにお会いした先生もおられましたが、もうほぼ若い人に代替わり。シンポだけ拝聴して帰宅。東洋大学での開催でしたが、その前は、国際ジェンダー学会も東洋大学だったので、今年は２回目。じつは私は東洋大学の短大夜学にいたことがあります。今はもうないですが、短大の夜学は珍しかった。私は文学部でしたが、ホテル観光学科というのもあり、それこそ、夜学で短大で、こういう学科はたしか全国でも東洋大学だけだったはずです。まだキャンパスはあっちこっちに古い建物があって、学食もゴミゴミ。体育は確か体育館として建物の一番上にあったと記憶。みんな仕事帰りにくるので、いろんな年代・職種、あっちこっちの地域からの人たちが、とても世界が広がりました。当時の友達とは、今も付き合いがありますが、私は１年で違う大学に行ったので、卒業していません。学費がむちゃむちゃ安くて、みんなそれが魅力だった。それと、教員の２種。図書館司書、養護教諭(だったか)など、とれる資格がたくさんあり、だけど、夏休みもなく、ずっと集中講義。安い授業料で、それこそ今で言えばコストパフォーマンスが最高の大学でした。ここを出て、高校の図書館司書教諭になった友人もいます。みんなでワイワイ楽しく頑張っていた、懐かしい思い出です。
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２０２４年１１月６日（水）　あっという間の１１月です。選挙が終わって、けっきょくは、国民民主党が自民・公明に協力するかたちで、政権運営する模様。１１日に首班指名がありますが、既定路線になるのでしょうか。少しは野党の気合いを見せてほしい／先週は、出版労連の研究集会で､都立大学・木村草太先生のお話を伺いました。東京大学出版会で出された『憲法』が、私たち庶民に向けて、今の社会的な困難を憲法から切り込んでいて、とてもわくわくすっきり、わかりやすい内容でしたので、お話も期待していました。ひじょうにクリアで、軸がぶれない内容で、これもすっきり感がありました。と同時に、今まであまり考えていなかった教育への視点も知り、木村先生はお子さんが今まさに学校に通っていることもありので、実感も込めてのお話でした。ツイッターにも教育のことをツイートされていて、それを知っている人なら、木村先生のお話も納得できたのではないかと思います／で、その席で、１０年以上会っていなかった知り合いと再会しました。その人と繋がっている仲間もこの会に参加していて、三人で再会を喜び、近々会って、じっくり「来し方行く末」を話す予定。たぶん「来し方」だけで時間が終わると思うけど／ここのところいろいろ軽く本を読んでいます。岡田美智男先生の『〈弱いロボット〉から考える――人・社会・生きること』岩波ジュニア新書。岡田先生の「弱いロボット」の作製の話もロボットも、本当に楽しい話で、東京でロボットの展示があったときは、勇んで見に行きました。弱いことで人が手をさしのべてしまう、というロボットと人間の関係性は、社会にどう生かせるのか。子ども向けの新書ですが、大人向けでもまったく遜色ありません。今までの弱いロボットシリーズはほぼ全部読んでいますが、この新書はやはり読みやすく、是非読んでいただきたいです／高井としを『わたしの｢女工哀史」』岩波文庫。細井和喜蔵『女工哀史』は有名ですが、その細井を支えて、女工の現場をさまざまな細井に語った、パートナーの自伝です。彼女がいなかったら、『女工哀史』は刊行されなかった。その後細井がなくなって、高井としをは、ずっと労働者として、労働環境の改善・賃金や生活改善、仲間のための活動をしながら、暮らします。いわゆる「籍」を一緒にしていなかったことで、細井の印税が受け取りできず、生活のために大変苦労し、そのなかでも民衆の力を信じて活動をしていました。細井の影に隠れて、このような女性活動家がいたことが、もっと知られていいと思います。刊行されたときは、話題になったと記憶していますが、岩波文庫が２０１５年に出て、やっと読む機会ができました。大変貴重な記録です。
２０２４年１０月２８日（月）　なにやらばたばたしていて、更新できていませんでした／衆議院選挙、自民党の議席が減って、国民の怒りが少しは反映されてよかったです。が、八王子は非公認元自民が勝ったりして、まだまだだな、と思います。大阪はやはり維新が好きなご様子。しかしながら、公明党党首が落選、比例区名簿に入っていないので、国会議員でなくなる、というのは、なかなかショックなことだと思います。公明党、どうするんでしょう。これからの国会運営がどうなるか、しっかり監視しなければなりません。棚上げの「ダメダメ」と勝手に与党が言っていた法律が成立することを願います／土曜日は昔お世話になった学会にちょこっと参加。久しぶりにご尊顔を拝する先生方にご挨拶しました。来年は北海道とのことなので、行けないし、ご高齢の先生方は今回はご参加されておらず、お会いできなかったなー、と。また機会をお会いする機会をつくりたいと思います。
２０２４年１０月１７日（木）　１０日も空いてしまいました。怒濤の選挙が始まりました。自民党に勝たせてはいけません。ここは、国民の怒りの一撃を与えねばなりません。是非投票に行って下さい。とにかく、まずは投票率を上げること、そして自民党の票を減らすことです。そうすることで、私たち国民が、怒っている・許していない・監視するぞ、というメッセージを与えることになります。今までのように好き勝手はさせない、国民が監視していることがわかれば、自滅するようなことをそうそうできなくなるでしょう。そうするためにも、私たちは行動しなければならない。期日前投票も始まりました。投票券も身分証明書もいらないので、すっと行って、サラッと投票してください／書こう書こうと思っていて忘れていました。私の大好きな作家・天童荒太『ジェンダー・クライム』。天童荒太らしい、社会派の、そしてサスペンス満点のものでした。性暴力を受けた女性の家族、その加害者たち。ひとつひとつの言葉が、あまりに心をついて、苦しくなる。自身の男らしさに苦しむ人、謝罪とは何なのか、殺人の裏にあるものは…。性暴力を受けた女性はまったく前面には出てこない。しかし、彼女の苦しみは、あらゆる人に伝播して、犯罪が起こる。ここのところ、女性たちに降りかかるさまざまな犯罪・困難が詳細に書かれた小説を読んだが、どれも、男性に読んでほしいものだった。しばらく痺れてつらかった小説です。
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２０２４年１０月７日（月）　あっという間の１週間。その間、自民党総裁選からあっという間の「解散」宣言。こんな政治のやり方がまかり通っては困る。こんな選挙で自民党を勝たせるわけにはいかない。政治家のもくろみだけで、解散・総選挙をするとしか考えられない。どこを見て政治をしているのか。誰のための政治か。誰のための選挙か。怒りばかりが先に立つ／大門正克先生の仕事がすばらしく、ここのところ何年も拝見しているのですが、２０１１年刊行の小学館『ジュニア　日本の歴史７』を読みました。子ども向きの歴史の本ですが、戦後から高度経済成長、２０１１年東日本大震災のことは「あとがき」で触れていて、とにかく、６５年間の日本の歴史＝社会史を庶民・子どもの目線から語りおこしていて、子どもが読むのには本当にいい内容でわかりやすい。むずかしい言葉をきちんと説明し、言葉使いもとても考えられている。「貧困な人」とはいわず「豊かでない人」と言ったり。「貧困」ではない、ということが大事。６５年間を読んでいて、自分の人生がほぼ重なっているので、歴史、というより、自分の人生を辿ることになった。これ、大人が読んだほうがよいとつくづく思う。とくに、今の２０代から５０代。きっと、このことを知らないだろう、と思う。読みやすいし、物語のように読めるから、是非読んでほしい一冊。絶版なんだよー、もったいない。
２０２４年１０月１日（火）　早くも１０月に突入。能登半島の復旧が手つかずのまま、政権は変わり、選挙をする。とっとと予算をつけて、泥かき、仮設住宅の建設、生活の再建などなど、やることがあるだろう、と考えるのが、一般国民。被災地は選挙どころではないだろう。選挙をしながらでも、復旧作業を進めるための施策をどんどん進めていくことも可能ではないか。国民の命をまず、守るための政治ができないのであれば、下野していただくしかないでしょう。今回の自民党総裁選挙から、首相指名もまだなのに、勝手に国会解散日時をいい、選挙の日程を話す。ご本人は「指名されたら…」と但し書きのように言うが、それは詭弁でしかない。さすがに、今までこんなことはなかった。少なくとも、粛々と現首相が辞任し、閣僚から辞任をとりつけ、解散し、と手続きはあった。それがまったく無視された。このようなことを許していては、これが当たり前になってしまう。今まで自民党が大好きな「閣議決定」の首相版じゃないか。選挙、どうなるのか。そして、被災者の生活・健康・こころは、と思うと、いたたまれない。
２０２４年９月２４日（火）　三連休の初日２１日、能登半島地震の被災地が、今度は豪雨と嵐に見舞われ、大災害となっています。本当に本当に苦しい。やっと少し、復旧が始まったところなのに。仮設住宅に入ったばかりなのに、地震では被害はなかったのに…。最初は、水害がどんな様子なのかもわからないほど、情報が入らない状態。情報が入らないってことは、被害が大きいということです。あとからあふれ出た濁流のすごさを映像で見て、こんなのが襲ってきたら、ひとたまりもない。小さな集落は、あっという間に飲み込まれて、跡形もなくなるでしょう。これからは寒くなります。早く、どうにかしかほしい。心が折れないように、どうかご自愛ください。亡くなられた方哀悼の意を、被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。
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２０２４年９月２０日（金）　三連休の週でした。先週の１３日は出版フリーランスの組合、出版ネッツの所要で集まりがあり、終わってから、小人数でちょっとぎちぎちと座って、呑みました。なんか、妙に懐かしい雰囲気で楽しい時間でした。ここのところの出版仕事の話とか、体の調子とか（ここがもう還暦過ぎの人の集まれだったけど）、話題も豊富でした。ここのところいろんなグループと飲み会をしています。実は昨日も違ったグループのメンバーと夕飯を食べてワイワイしました。今月はこれで４回目でさすがにこれは多い…。でも有意義で楽しい時間は大事だとつくづく思います。対面はよい／義歯が出来て、付け始めたのですが、どうもしっくりいかなくて、まあ、初めてだから当然。先生は「慣れるしかない！」といい、それは確かにそのとおり。はじめはどんな感じなのか、とか、いろいろ書いてある取説をもらって、読んでいると、「なるほど、確かにそういう状態になっているわ」ということもあり、とにかく慣れるしかないのか…。でもこれはダメだと思う部分があり、それは次回話して、次善の策をやってもらおうとおもっているところです／さて、また三連休ですが、女性差別撤廃条約 選択議定書批准を求めてのデモが日曜日の夕方からあります。雨天中止なのですが、天気が怪しい。どうなるかな…。という週末です。そうそう、昨日某所で、「あーもう週末気分」と言ったら、「終末？なの？え？　ああ、週末なんだ」と言われて、確かに私は終末に向かっています。
２０２４年９月１１日（水）　９月１１日はアメリカの同時多発テロが起きた日。あの、高い棟が崩れ落ちる映像は、実際のものとは思うないほどの惨事でした。あれからアフガン侵攻が始まり、今も続くアフガニスタンの悲劇のきっかけとなります。アフガニスタンは、アメリカと旧ソ連の犠牲になっている国でもあります。大国の駆け引きに使われ、結局はテロがおこり、国が破滅的状況になった。世界はアフガニスタンの民主化に力を貸さないといけないです／で、１１日と言えば、東日本大震災の月命日。あれから１３年。その間には、大きな災害もたくさん起こりました。しかし、あの災害を教訓にできたことはどのくらいあるのか、とも思ったり。能登半島地震は、もっと、東日本大震災後の救援の仕方をレベルアップしてできるのではないか、と思います。東日本大震災の地では、あのとき生まれた子どもたちも、もう中学生になっていて、今後、震災をどう伝えていくかも課題になっています。震災後すぐに、女性支援をした被災女性の活動の記録『女たちが動く』を出させていただきました。あのときの活動が活かされていることもあれば、ぜんぜん変わらないこともあったりで、執筆者には忸怩たる思いもたくさんあります。原発避難者の支援もなかなか思うようになっておらず、この１０年以上、私たちは何をして、何ができないでいるのか。災害復興に終わりはない、と感じます／『女性画家たちと戦争』吉良智子・平凡社、読了。以前、Ｅテレで､｢戦時下の女流画家」の活動をやっていて、そこで紹介された、長谷川春子の話を詳しく知りたくて、読み始めました。三岸節子は有名だったので知っていたのですが、長谷川春子が戦中、当時の女性アーティストを集めて、「女流美術家奉公隊」というグループを作り、《大東亜戦皇国婦女皆働之図》という大型のコラージュ系の絵を２枚、手分けして書いた、というものです。皇国婦女ですから、戦争礼賛。銃後の女性たちが兵隊にとられて男手がない仕事場、畑、工場などあらゆる場で働かされた・働いている女性たちの姿を残すのだ、という長谷川の使命感。戦争に協力しているという罪悪感はなく、純粋に国のため、そして女性アーティストがやっとこうして、日の目を見て、軍隊から（男性から）認められることへの高揚感があったのだと思います。軍に協力することで、絵の具や油を配給される、取材で各地の軍に行くのにも切符は優先的にもらえることもあり、現地を見て、少年兵の活動などを描いて戦意昂揚に使ったり、花などを描いて病院に寄付したり、と「お見舞い・慰安」も行っていたとのこと。しかし、著者が戦後、この活動に係わった女性たちにインタビュー取材して、当事者として戦争に協力した、という意識は薄く、「当時はみんなこんな感じだったから」という言葉。しかし、言葉ではそう言いながらも、この活動をしたことを公言している人は少ないこと、また「言われてみると…」的に、そんなに重大な関わりはなく、長谷川に言われて仕方がなく、という人も多かったようで、戦中の長谷川春子の、女性画壇の地位がよくわかる話です。女性アーティストがやっと日の目を見た、そして、女性たちが一生懸命いろんな職場・家庭などで銃後をまもっていた、女たちは頑張った・女たちもこうして男と同じに働けるんだ、ということを残したかった、長谷川の人生は、戦後の女性アーティストへのまなざしに繋がるものがあるようにも思います。
２０２４年９月９日（月）　もう９月。１０日近く過ぎてしまいました。歯を抜いてから、口の中の調子が悪いのが、体にきていて、ずっと不調でしたが、少し落ち着いて、元気になりながら、いろんなばたばたをこなし、係わっている活動団体の機関紙の送付作業をしたり、抗議の院内集会を手伝いに行ったり、と、なんか仕事以外のことであっちこっちに行っていて、さすがに疲れが。若い頃は、多少ばたばたしていても体がついていきましたが、今は日に二つの出歩き仕事は次の日に堪えるな、と思う日々／８月末の週は、台風がどうなるかで、予定が変わるので、イライラしながらテレビを見たり、お相手とやりとりしたり、ストレスがかかりました／コロナが悪くも落ち着いて、対面が多くなったので、やっと人と会える状況になってきました。院内集会でも久しぶりの方々とお会いできて、集会でのご講演も胸を突く内容でした。抗議集会なので、楽しかった、ということではもちろんありませんが、昔から一緒に活動をやってきた人たちと会えるのは、力になります。「元気ーー？」と挨拶できるのが何よりです。また１３日に省庁行動がありますが、こちらには参加できないかな…。終わってから、仲間三人と食事しておしゃべりも、対面ではの楽しみです。いい時間でした／土日は国際ジェンダー学会。日本社会学会にだいぶ前に行ったのですが、社会学会は会員が多くて、落ち着かなかったのですが、今回は参加人数もいい感じ。やはり久しぶり、というか何年ぶりかの方とか、新しくご紹介いただいたり、「あのときのーー！」という出会いもあったりで、楽しかったです。演題も興味があるものが多く、久しぶりに学究の場に出たな、という気分になりました。考えさせられること、多々あり、今後の出版、活動の方向性など、ヒントがたくさんありました。よかった／ということで、今日月曜日。抜いた歯は義歯に（入れ歯とは言わない）。とってもすばらしい歯医者さんで、全幅の信頼をおいているので、当然義歯の出来もばっちりなんですが、装着がまずできない…。当然、外すところまでいかない。「慣れるしかない！　やるんだ！　練習すれば秒で着脱できる！」と先生に叱咤激励されて、「わかった…」と言いましたが、とにかく、入れるのがうまく出来なくて、朝、時間がないのどうすんだ、と先生に言ったら、いいんだ、やるんだ、と言われて、まあ仕方がないよなーー。義歯を入れて、また口の中が悪くなるのを心配していたのですが、それはなさそうなので安心。とにかく練習します…。ガンバ…／自民党総裁選、立憲党首選、やたら詳しくテレビでやっていますが、これ、選挙のときにやってほしい。まったく、報道規制がどうしても出てくるから仕方がないけど、あまりの差に愕然とする。選挙のときの候補者のことがまったくわからないのは、問題多し。
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２０２４年８月２７日（火）　１週間以上間空いてしまいました。奥歯を抜いてから、口のなかの調子がひじょうに悪くなって、もう痛くて体全体がどうにもならない状態が続きました。歯医者さんに２日おきに通っても、日にち薬的なものもあり、この日曜日くらいからやっと落ち着いたところです。やれやれ／その間にいろいろ雑務もこなし、２４日土曜日は「災害女性学の会｣（仮称）の３回目のZoom学習会をしました。今回は、「今こそ復興防災庁を」と「原発避難者とともに行く大熊町の話」ということでご報告いただきました。参加人数もほどよく、貴重な時間でした。いつも土曜日の午後なのですが、今回は夕方スタート。遅い時間のほうが落ち着くのかな、とも思いながら。次回は１０月下旬予定／地震が多く、また台風が何度も到来しています。１０号がまた近づいています。自然ばかりは人間にはどうしようもなく、今回の台風も向かってはくるが、いつくるのか。イライラしっぱなし。鉄道は、いまでは計画運休もするようになって、人も無理には動かない、というようになってきたので、荷物を期日に入れたいときは、台風をぬって発送しなむければならず、いま、イライラ状態。物ができるのが明日。すぐに名古屋に発送。３０日の午後着にしたいのだか、無事着く天候だろうか…。私は参加しませんが、３０日・１日と、全国フェミニスト議員連盟のサマーセミナーin　名古屋が開催されるので、それにあたって物販を送付する役目。台風が直撃すると、セミナーも開催できなくなるので、何とか時間的にずれてくれればいいと思っています／というところで、日本エディタースクールの校正者養成講座が始まりました。少数精鋭です。
２０２４年８月１５日（木）　敗戦記念日。災害が多発しています。先週の宮崎での地震をうけて、南海トラフ地震注意が出ました。あれから１週間たち、今日の午後５時で解除とのことですが、１か月は様子を見ないと、という意見もあり、そりゃ１週間くらいで何が変わるか、ということで、今後、南海トラフ地震への注意は生活にかなりインプットされたと感じます／その南海トラフの注意報が出てすぐに、神奈川県西部で震度５弱の地震がありました。私が住んでいる川崎市西部では、スマホが鳴り、ドシンと落ちる揺れがありました。外にいたのですが、それがわかるくらいでした。震度４とのことでしたが、そういう揺れではなかった感じです。知り合いが震源地の神奈川県中井町にいて、メールしたら、そんなにたいしたことはなかった、ということでした。関東大震災のときも山津波がおきたりして、けっこう被害があったところで、震災できた湖もあるところです。今回の震源地みたいです。そして、先週と、一昨日も地震があって、南海トラフより、神奈川西部の地震のほうが続いてい、ちょっと不安です。神奈川のほうが先じゃないか…、などなど／そんなこんなで三連休、お盆が始まりました。とにかく暑くて、部屋にこもってクーラーかけっぱなし。こんな生活は人生で初めてです。自分の体も年齢相応に弱ってきていて、気候がこんなでは、もう、クーラーは手放せないです。これで停電になったり、冷房がないところに閉じ込められたら、と思うと恐怖です／というなかで、著者と会ったり、活動系のやりとりをしたりと、なんとなくせわしない日々です／能登半島地震の復旧も遅々として進まないなか、明日から台風が関東に接近。かなり大型のようで、新幹線運休とか。歯医者さんに行くんだ、明日午前中。だけど、きっと大雨で行くの、嫌になると思う…。来週はいろいろばたばたするので残りの日々は穏やかに過ごしたいです。
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２０２４年８月９日（金）　昨日８日夕方、宮崎県周辺でまた、震度６の大きな地震がありました。被害に遭われた皆様、お見舞い申し上げます。この暑いなかです。どうぞご自愛ください／そして南海トラフ地震の注意警報が出されました。2019年にこのシステムからできてから、初めての発出。さすがにエッと動揺気分でしたが、よく考えてみたら、いつくるかわからないので、まあ、ここは、来るかもしれないから、注意するしかないな、程度のことなんだと。事務所にはトイレットペーパーがあまりないので、それを買って、簡単な何とかバーという食べ物を買っておきました。お店のトイレットペーパーがなくなっているかと思ったら、そんなことはなく、飯田橋界隈は混乱はないです。当然か…。行き帰りでも地震があったら、徒歩になる可能性があるので、動きやすい靴できました。しばらくそういう態勢でしょうか。しかしながら、お盆に突入のこの時期ですから、人の移動は激しいし、かといっと新幹線は速度減速運転で、こちらは移動が大変そう。酷暑ですから、具合が悪くなる人も出そうです。九州方面のＤＭＡＴ関連の方々は、待機状態とネットにありました。緊急事態がおこる可能性があるわけですから、お盆休みをとろうとしていた関係各所の方々は休日返上か、居場所がわかるようにせよ、ということになったのではないでしょうか。消防に務めていた友人は、確か旅行――何キロ以上と決まっていたか――するときは、届け出て行くことになっていたはず。緊急事態のときに、召集がかかるからですが、震度５だと、全員自分の勤務する署に何らかの方法で向かうことになっている、と言っていました。東日本大震災のとき、その友人はたまたま公休で自宅にいて、原付バイクで出たそうです。ガソリンがあまり入っていなくて、帰りはガソリンスタンドに並んで給油するが大変だったと聞きました。これから、みなさん、緊張状態のなかでの仕事だと思います。本当にありがとうございます。能登半島や宮崎周辺の皆さん、そして災害関連の仕事に係わる皆さん、どうぞご自愛ください。
２０２４年８月８日（木）　災害級の酷暑の日々、早いものでもう８月。今日はちょっと涼しいです。前々から調子が悪かった奥歯。けっきょく抜きました。とっても腕のいい、よく考えてくれる女性歯科医師。抜くとか、インプラントとか、勧めない先生なので、私の歯も何とか温存をはかろとうと、お互い努力したのですが、「うーーん、残念だけど、諦めよう。このままだと、病気になっちゃうし…」ということでおさらば。もともと歯の周りと土台だけが残っていて、詰め物をしていたのですが、歯自体がもう耐用年数を過ぎた状態で、「抜く」というより、「バラバラにして掻き出す、はぎ取る」という感じがぴったりで、かんかん・がりがりと、少しずつはぎ取る感じで時間がかかり、もう口の中とか、痛い…。抜いたほうの歯でうまく食べられないので、反対側で噛むのですが、これが慣れていないから、肩こり、あごが痛い、などなど、体調が悪くなってくる…。歯は大事だと、つくづく思います。けっきょく、入れ歯になりますが、早く歯を元通りにしたい…。口の中が調子が悪いと、体全体が悪くなる…。ということで、美味しく食事ができないのが辛いし、体が痛いのが辛いです／家にあるピアノを処分しようと考え、製造元ヤマハにメール。たまたま製造番号がわかったので、それで問い合わせたら、50年以上前のピアノなので、引き取りは６６０００円とのこと。マンションで階段だけの４階なので、それもネック。運び出しができるかどうかの点検に５５００円かかるということで、もう１か月くらい放置している。もっと安く処分してくれるところはあるだろうということですが、まずはヤマハ聞いてみたいと思っているところ。ピアノ専門の業者さんって、ものすごく丁寧で、運び方がすばらしく上手。みんな運び方の技術を先輩に習っていく技術職です。５階の事務所のときに、コピー機を買い換えたのですが、そのときにとても丁寧に運んでくれた業者さんがおられて、コピー会社の人に聞いたら、ピアノ専門の人たちなんだけど、そんなにピアノをばかり運ぶ仕事はないから、精密機械でもある複合コピー機を運ぶ仕事も受けているそうです。なるほど。コピー機も昔と違って、コンピュータ並みの精密機械になっているので、業者さんは、かなり慎重に運んでいますね。コピー機の引っ越しもホント大変なんです…／来週からお盆ですが、さて、どれだけ休めるか。予定している仕事がまったく動かないのですが、大丈夫か…。と思いながら、まあ、私が心配する必要はないので（が、間に合わせたいから頑張ってやってほしい、といわれるだろうが）ゆっくりしたいところです。
２０２４年７月２９日（月）　災害級の暑さ、とラジオで言っていますが、ホントそのとおり。昨日の夜はクーラーなしで寝られるかと思ったけど、無理でかけっぱなしで寝た。さすがに気持ちよく起きました。朝だから涼しいかなー、と思って窓を開けたらとんでもなく暑くて、急いで閉めました。土日と一日中クーラーかけっぱなしで、電気代がどうなるのか、と思っていますが、そんなこと考えていたら干からびるので、なるようになる、と思うことに。こんな暑さでクーラーがない、つけない、電気代がもったいない、ということでクーラーをつけなかったら死者も出ます。生活困窮者は本当に大変だと思います。とにかく涼しいショッピングモールとか図書館とか、涼んでいてください／という土日でしたが、その前の金曜日は、若手三人とディナーを楽しみました。自分では行かないようなお店をチョイスしてもらって、「遊んで」もらった感じでした。当方はもう一人だから、遅くまでごちゃごちゃしていたいのですが、若い人は遅くまで遊ばない。偉いな。若い頃の私は、家に帰りたくなかったし、みんなとつるんで遊ぶのが楽しかったなー／下記に書いた『「むなしさ」の味わい方』読了。フォークルのメンバーだった加藤和彦が自死したことを、やはり北山修は書いていて、この本は、たぶんに加藤和彦への思いが書かせたのではないか、と思いながら読んでいました。ご本人はそういうつもりではないことを書いておられました。最後に、精神科医でもある北山氏にたいして、「なんで加藤さんの自死を防げなかったのか」と何人もの人に言われた、と。ああ、言われるよな、と思っていましたが、それを書いて、でも、それを悔いてはいても、加藤氏と歌っていた（後年）ときには、お互いを入れ込まないことで成り立っていた、と書かれていて、長い長い付き合いのなかで、きっと培ってきた「何か」があるんだろう、と思わせるものがあるのだろう、と思う。私も自死なんて、大変なことではなかったのですが、「なんで止められなかったんだ」と夫を責めたことがあります。この、「なんで止められなかったんだ」という責め方って、酷なことだった、と今になっては思います／という本を読みながら、『つまらない住宅地のすべての家』津村記久子、2021年。ある地方都市の何ということはない住宅街の人間模様。津村節たっぷりの小説でした。なんか、前にテレビドラマになったような気がしていますが、たぶんそのテレビドラマの原作か／土日はとにかく暑かったので、クーラーのかかった部屋でひたすら、積まれた新聞を読み・片付け、本を読み、ドラマを見る、という生活でした。扇風機は止まることを許されず、ひたすら回り続け、なんか、途中で止まっていたりもして、なんで止まっているんだよ、とスイッチを入れ、回り続けています。去年買ったのですが、１年で耐用年数を超えるほどの稼働状況。今年はきっと扇風機も売れているだろうなー。元気に動いてくれ、クーラーよ、扇風機よ。
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２０２４年７月２４日（水）　もう死ぬのではないかと思うほどの酷暑。２０日の土曜日は本当に暑くて、ベランダの窓を開けたら熱風が吹き込んできて、すぐにパタッと閉めました…／１９日金曜日は、自治体議員さんが立ち上げた、沖縄米軍兵による性暴力事件に絡んでの省庁抗議・要請の手伝いに行きました。外務省・防衛省・警察庁の方々が並んで、こちらから出していた質問について答えていただく、という形式。国会議員の方もみえて、白熱したやりとりでした。が、だいたい想像の範囲のものでした。マスコミの取材が何社か入ったおかげで、全国の自治体議員有志がこれだけ賛同して、抗議・要請をするということで、報道されたことは大変意義もあったし、今後の省庁回答も待たれるところです。暑いなか、皆さん、本当にありがとうございました／月曜日は著者と高円寺で打ち合わせ。取り上げているテーマがひじょうにセンシティブなものなので、いろいろお話をしていくと、考えないといけないこと・気をつけていかなければいけないことなど、もっと目配りをしないといけないとつくづく思った次第です。じっくり取り組みます／『「むなしさ」の味わい方』きたやまおさむ・岩波新書、を読んでいます。北山修氏は、精神科医で、昔々「帰ってきたヨッパライ」が大ヒットしたフォーク・クルセダーズの一人。「風」の作詞でも有名です。「むなしさ」を埋めるものは何か、は大事なことですが、なぜ「むなしい」と感じるのか。「自分が一生懸命にやったのに報われない」「一緒にいた人がいなくなった」といった、「愛着」的存在がなくなったときに「むなしい」と感じる…、ということも。最近あまり「むなしい」という言葉を見かけることもなく、で自分の気持ちを考えたことがなく、この本を読んでいて、「ああ、自分は、いま、むなしいんだ」と気づいたわけです。この、いま、自分が感じている「何か」はなんなんだろう、これはどういうことか、と言葉に上がらなかったのですが、「むなしい」がフィットした。最近、こんな言葉を使わなかったなぁ、と思う。むなしさを埋めるために、依存症になることもある、過食症とか。なるほど。「むなしい」自分をじっくり見返すことが必要だ。きたやまおさむ本を読んでいて、女性差別、というか、女を蔑む社会・歴史的な話がでてきて、三橋修（みはし・おさむ　和光大学亡くなったけど）先生の本で『作家は何を嗅いできたか』――臭いから見る差別的な表象とか、『コンチクショウ考　江戸の心性史』、『明治のセクシュアリティ　差別の心性史』を思い出した。差別論の先生なのですが、臭いとか、畜生という言葉など、心性にかかわる事象を小説などから掘り起こして、差別の構造を語っています。これらの本もひじょうに示唆に富んでいて、面白いのでお勧めです。
２０２４年７月１６日（火）　いろんなことがあった先週でしたが、三連休でちょっと立て直し／ここのところ健康不安があって（たいした話ではない）、乳がん検査。マンモグラフィーなどしてきました。異常なし。前々から石灰質のものはあるのですが、変わっていないとのこと。マンモの機械はホント、よくできてます。３回くらい受けたか、何度見ても、よく出来ています。そして機械を担当する人がとても上手で、やはりプロだなぁと思います／そして今日は何となく、前々から思っていた脳神経に行きました。異常なし。もうずっと前に脳のＭＲＩをやったのですが、久しぶりに挑戦。狭いなかにけっ こうな時間、動かずに入っているのは、正直、閉鎖恐怖がちょっとある私としては、いつもどきどきなのですが、何とか終わりました。脳の血管も脳の萎縮もなく、ぽちぽちなんかあるのは年相応だそうです。しかし、こういう医療機器はたいしたものです。何億する、という話を聞いたことがあります。専門の高価な機器を入れて開院するには、そうとうな資金が必要。だから、医療法人の傘下に入って資金調達するお医者さんも多いようです。昔、あるちょっと広めの事務所を訪ねたとき、「前に借りていたのがお医者さんで、その人が夜逃げして、大きな医療機器がそのまま残って、処分するのに大変だったから、金輪際、医療関係には部屋か貸さないといっていた」と話していて、確かに夜逃げに、これだけ大きな機械は持って行けないわな。近所の歯科医院が「居抜き」で看板が変わっていました。お医者さんも大変です。と、そういう連休明けのスタート。今週は、Zoom会議や活動も多し…。
２０２４年７月８日（月）　都知事選、蓮舫さん３位で残念でしたが、とにかく全国の市民が「ひとり街宣」という新たな行動をし始めたことで、政治への参画、こんなんじゃだめだ、という気持ちを行動で移した人たちがたくさんいた、ということが、これからの力になりますよね。その力を引き出してくれた蓮舫さんに感謝です。選挙なんて、全国で毎週どこかである、といわれていますが、是非全国の地方自治体でもこのような活動が出てきますように。自分で自分の考えをスッと出せる社会がいいです／ということですが、とにかくここ数日暑すぎじゃないか？　あまりクーラーをかけない私もさすがに日曜日は一日クーラーをかけていて、なんか体がだるい。夜はうまく寝られなくて、眠い。どこかですっきり寝たいもんです。羽鳥モーニングショーの玉川さんがここのところ何回も「人は毎年歳をとるんだから、去年も大丈夫というのはダメだ」と言っていて、ホント、そのとおりだわ、と思っています。毎年、暑さに対する反応が確かに悪くなっていると感じます。気をつけないと熱中症になる。夜が怖いなー／６日土曜日は出版フリーランスの組合出版ネッツの大会でした。５０人近くの人がZoomで集って、久しぶりの方々にもお目にかかれて、有意義な時間でした。本当なら対面がいいんだけどね。
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２０２４年７月４日（木）　酷暑／２日の外務省抗議行動、３５０人参加。蒸し暑い中、リレートーク。なんだかんだで最後はやはりシュプレヒコール。性暴力被害者のプライバシーを守ることを理由に、米軍兵の犯罪を公表しないということを許すことはできない。プライバシーを保護して公表することを考えるのが外務省・国のやること。「被害者のプライバシーを守るため」と言えば、国民は引き下がると思っていたという、この姑息な、被害者を利用し、加害者を守る国の態度には怒りしかない。日米地位協定がいちばんの問題で、これを破棄するための活動をし始める必要がある、という話を集まった仲間としました。なかなかに大変なことなのですが、「いつも事件が起こって、それに抗議するだけでは、いつも同じことの繰り返しだ」という意見には、１００％同意。新たな活動の方向性を出したいものです／という、怒りのなかで昨日３日は、強制不妊手術訴訟最高裁判決・全面勝利。闘ってくださった皆さん、立ち上がって下さった皆さん、本当にありがとうございます。よかった！　国はとっとと行動に移してほしい。被害者は高齢であり、時間がない。首相に（国に）直接会って謝罪してほしい、という、被害者の言葉は重いです。この判決が出て、号外も出たそうで、それだけ今まで待ち望まれた判決。戦後最大の人権侵害と言われる事件は、ここからがスタートでもあり、救済と検証、再発防止をやるのだ、というお話は、どんな事件でも必要なことで、この優生思想をなくしていくためにも絶対にやらなければならないことだと堅く思います／怒りの事件もあれば、喜ばしい・でもあまり遅い判決もあり、そしてこの日曜日は都知事選、怒濤の一週間。
２０２４年７月２日（火）　ついに７月に突入。梅雨時で、じめじめでかなわん…／沖縄でまた米兵による、女性（１６歳以下）の性暴力事件っ。それを米軍・外務省・警察は県に黙っていた。「被害者のプライバシーを守るため〜」なんて言って。プライバシーを守れるように工夫すればいいだけで、プライバシー保護を理由に沖縄県に知らせなかった、それも３か月も。県議会選挙がその間にあったわけで、「隠蔽」「アメリカへの忖度」と言われても仕方がない。政府は日本国民のために動くのではないのか。アメリカに向いて政治をしているのか。１９９５年だったか、やはり沖縄県で女性暴行事件がおき、沖縄全島・全国で、米軍・国への大抗議集会があった。沖縄の市民は、アメリカの基地からの爆音や土地収奪、そして米軍の暴行に怒りを爆発させた。あのとき、アメリカも日本政府も「反省」して、今後の米軍兵の事件や事故は県に報告することになった、はず。あのときの抗議紹介で、女子高校生が訴えた内容が全国に響いた。あの切実な県民の声はまた裏切られ、国にまで裏切られた。そんなことは許してはならない。被害に遭ったお子さん、どうか元気になってほしい。これから外務省前で抗議行動です。
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２０２４年６月２７日（木）　先週金曜日は出版フリーランスの労組・ネッツ関東支部の総会。久しぶりに会う人もいて、とても楽しく過ごしました。何年ぶりかでネッツで知り合った友人が事務所に来てくれておしゃべり。お互い、仕事のこととかプライベートのこととか話して。かながわ女性会議で大変な思いを一緒にしたりと、ネッツでの出会いはとてもいいものです。総会は、昔から一緒の人たちがいっぱい参加していて、二次会も楽しく盛り上がり。私もそろそろ過去を「隠す」必要もなくなってきたので、ちょっと自分の仕事歴とか話したりしましたが、たぶん聞いた人は、少々おののいたでしょう…。まあ、もうそういうことは関係ない時代になりましたが／ということで土曜日２２日は家でタラタラ／２３日は埼玉県春日部市の女性センターで、著者・浅野富美枝先生が「関東大震災101年目」ということで、ご講演。ご参加の方々は、「関東大震災」について聞きたい、ということだったと思いますが、それだけでなく、女性視点での被災状況や、避難所のあり方なども聞いていただいて、「なるほど」という感じでとてもよかったです。とくに皆さん、「母が関東大震災に遭って、その話を聞いたことがある」という発言があり、「そのときは何となく聞いていたけど、今、こうして詳しく聞くと、あのとき母は大変だったんだとわかる」といったご感想。戦争の話もそうですが、何となく聞き流してしまって、あとから、「それってこういうことだったんだ」とわかることも多いです。春日部市は、埼玉県のなかで、震災で大きな被害があったところだそうです。ですので、震災当時の写真や、小学生が書いた作文が、そのまま現物で保管されているとのこと。是非これを公開していただいて拝見したいものです。貴重な資料が残されていて、市民の方々のお話もとてもしみじみとしたものでした。本を作ったときにお世話になった司書の方もご参加いただいて、初めてお目かかり、資料のすばらしさをまたまたお話しました。ほか、久しぶりに対面でお会いした先生など、なんか楽しい一日でした。帰りは行きと同様、ただただひたすら２時間近く、電車に乗りました／ここのところ、ニューギニア戦線の話、アイヌ民族の和人からの迫害といった本を読んで、本当に日本人・和人はどうにもならないことばかりしていた（今もしていることも）とがっくり。ニューギニアの兵士はほぼ餓死・病死でいわゆる戦士はあまりいない、というのは有名な話ですが、体験者の話を読むだに、本当にこんな戦争を、日本はよくやったもんだ、つくづく思います。今でもニューギニアの熱帯森林や高山の谷間には、何万も亡くなった兵士の遺骨が埋まっているでしょう。言葉にもできない・話もできない、そのような戦場に送られた人たちや遺族は、誰かに・何かに「認めて」もらわないと、心が壊れてしまうでしょう。それが靖国神社だったりするわけですが、そんなもので癒やされるものではまったくなく、もっと根本的な「救済」が戦後すぐにすべきだったのだ、と今さらに実感します／そしてアイヌ民族にたいする容赦ない収奪と差別。少しは知ってはいましたが、これも本当に「激しい」和人の収奪の方法と同化政策は、どこまでも人権問題として解決しなければならない、と思います。経済的な問題、社会的な差別…。アイヌの女性たちは、アイヌであること・女性であることの二重の差別を受けているわけですが、たぶん、それは、この新自由主義の経済だけを追い求める社会でまた過酷になっているでしょう。私が知らなかったことは、明治（江戸時代もあったか）に、入植した和人が、結局入植に失敗して、故郷に帰るにあたって、無一文で、子どもをアイヌの家族に託していった、そういう和人の養子が北海道にはけっこうの人数いる、ということでした。アイヌの人たちは、和人に生きる場をとられて当然生活できない、でも和人が置いて行かざるを得ない子どもを引き取って大事に育ててくれていた。これは、中国残留孤児の話と同じですね。開拓の北海道でもそういう話があった。そして、アイヌの人たちに育てられた和人が「アイヌ民族」として生きている人がいる、というのを読んで、ため息が出ました。ずっと差別のなかで生きてこざるを得なかった（今もひどい差別、というヘイトを浴びて）アイヌ民族の、歴史の少しを、本で知ったのでした。
２０２４年６月２１日（金）　梅雨入り。今日は肌寒いです。仕方がないので懸案だったレインコートを買いました。ちょっと高いけど、これからの気候は土砂降りになることが多いから、必需品に感じて、ついに購入。さっそく着ています。蒸さないレインコートがほしいのですが、なかなかないのかな／２０代のときからご指導いただいてる会があります。弊社の著者にもなりました。本２冊出しましたが、そのメンバー１２名のうち、４名を除いてすべて８０代。もっとたくさんメンバーがおられたのですが、鬼籍に入られたり、ご病気などで外ら出られなくなったりしています。皆さんまだまだお元気なのですが、やはり加齢に逆らうことはできず、足が弱くなって歩くのが危なっかしい、という方も多くなり、なかなか例会も持てずにいました。もう解散したい、という先輩の言に、「いやいや私がやりますよ、年２回みんなで食事会をしましょう！」ということで、コロナが落ち着いてきた去年夏から開始。年始の会もやりました。皆さん、もう楽しみにしていて下さって、やりがいがあるというもの。８月も開催するべく皆さんにご連絡したところ、喜んでくださいました。とにかく、皆さんがお元気で東京まで出てこられるうちは、私が幹事をしていきます。もう、ほんとーーにお世話になっていて、足を向けて寝られないのです。私の唯一の恩返しです／６月はいろんな活動団体の総会があります。今日は出版フリーランスの組合・出版ネッツ関東支部会の総会です。コロナでなかなか集まることができませんでしたが、去年はオンラインと対面、今年は対面のみの総会。組合で知り合って何十年のお付き合いの友人が事務所に来てくれます。おしゃべりして、一緒に会場に行く予定。そういう出会いがあるから、活動は楽しくもあります／東京都知事選が始まりました。私は神奈川県民なので投票権はありませんが、東京で仕事をしているので都知事が誰かは多いに関心があるところ。張り出されたポスターのなかに、ヌード写真があったり、Ｎ党の多数候補者が同じようなポスターを掲示板に貼り、掲示板を占拠したかたちになったりと、もうここまでモラルは落ちたか、とがっくり、怒り、となっています。が、ここで諦めては、奴らの思うつぼ。粛々とノーと言い、活動をするまでです。とにかく東京都民の皆さんは、ぜったいぜったい選挙に行ってください！／２３日日曜日は埼玉県春日部市で弊社『関東大震災　被災者支援に動いた女たちの軌跡』の著者・浅野富美枝さんが講師となり「関東大震災１０１年」ということで、講演されます。災害・防災関連の著者の皆さんや、私の活動関連の方なども参加されるとのことで、なかなかにぎやかなシンポになりそうです。春日部、ここからだとかなり遠いのですが、電車一本でひたすら乗っていけばいいので、のんびり旅行気分で参ります。
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２０２４年６月１４日（金）　梅雨もまだだと言うのに、暑い…。さすがに冷房入れました。どうも今週は一週間が長くて、木曜日には、体はもう金曜日。せっせと本を読んだりしていると、目も疲れてきて、やれやれです／ちょっとアルコールを抜こうと、ノンアルピールを買いました。飲んでみて、なかなか旨い。いつものより旨い。よしよし、と思ってよく見ると、ノンアルじゃなくて、脂肪ゼロだった…。旨いはず。で、再度挑戦して三日間ノンアルなんですが、けっきょく発泡ものが飲みたいのだ、ということに気づいたところです。でも冷蔵庫にはピールがあるので、土日は飲む／国会では、国民無視の法律がばんばん通っていって、本当にこれから怖い社会がくると戦々恐々。自分はあと２０年くらいだからいいけど、っと思ってしまう。が、そういうわけにもいかない。来月は都知事選だけど、とにかく蓮舫氏には頑張ってほしいです。選挙権ないけど応援しています／６月３日に打った毎日新聞の朝刊広告、少し効いている感じ。この週末にもう少し動いてほしい。
２０２４年６月７日（金）　ひたすらばたばたの１週間でした。ずっと休めなくて、さすがに水曜日、家でダラダラしてました。さすがに休みなしは辛い…／ということで、今週は、何をしていたか…。月曜日は、活動団体の冊子ができたので、発送作業。発送の仕方を変えたけど、すぐに慣れたので、問題なく終了／火曜日は早稲田大学の講義に行く予定だったが、疲れて起きられず。もったいない…。夜は校正の講義にお邪魔／で水曜日はタラタラ／木曜日は著者とランチ＋打ち合わせ。本のイメージを話し合いながら、これからの執筆方法などを確認。当方のつまらない話を聞いていただき、また、新しい情報などをいただきながら、おしゃべりしました。帰りに書店に寄って、久しぶりに、「ああ、こういう書店、なくなったなー」と懐かしい気持ちになりました。今度神保町の大きな書店に行こうか、と思いつつ、東京堂か、三省堂か…。さて、どうなのかな／ということで本日金曜日。ずっと行きたいと思っていた国立博物館「大哺乳類展　わけてつなげて大行進」に突入。修学旅行の中学生とか、子ども連れの人とか、けっこう人が多くてびっくり。入館料２１００円とけっこう高いのですが、それだけの価値ありました。動物園と違って、１メートルも離れていない至近距離で、動物の剥製を見られて、とにかくダイナミック！　トドがこんなに大きいとは思わなかった！　キングコングを映画で見るが、あんな感じ。象ももちろん大きいのですが、象はなんとなく｢大きい」というイメージがあるので、そんなに違和感がなかったのですが、トドは実物を見たのは初めてだし、至近距離で、小山のようでした。あれが動いていたら、地面が響き渡る…。そしてシロナガスクジラの実物心臓。ほんっとに大きい。３歳児なんてすっぽり入るくらい巨大でした。鯨は確かに大きいからそれだけの心臓が必要なんでしょうが、それにしても大きい。骨格標本で生き物を比べるのですが、これもとても楽しくて、らくだのコブは、背骨が真ん中がヤマになっていて、それがコブのように見えるんですね。初めて知った。象のすねの骨なんて、私の太ももより太い。こんなのに蹴られたら、それは死ぬ…。ジュゴンの肋骨はけっこう太めなのですが、人間みたいに隙間がなくて、ぴっちり並んでいました。水中にいるには、これがいいようです。とまあ、大から極小までの生き物の骨格は見ていて飽きなかったです。お猿さんのコーナーでは、当然人間の骨格もあるのですが、確かにチンパンジーは人間とそんなに変わらない。もっと人間は生き物を大事にしないとダメだ、と思いながら、楽しみました。ダイナミックな展示の仕方で、博物館の人たちの「これを見よ！」という意気込みが伝わるものでした。また行きたい！
２０２４年６月３日（月）　1週間以上空いてしまいました。ずっと何かばたばたしていて、下を向いて仕事をしていたことと、あっちこっちに行くことが多い日々でした／毎週火曜日の大門正克先生の講義、この間は戦後の話になり、なぜ、あれだけ「大東亜」と言っていたのに、敗戦になった途端、アジアに見向きもしなかなったのか、という話を何となく私が思いながら、おりました。先生は丸山眞男の話をされながら、当時の日本人の思想の「向き」の問題と、やはり片面講話で「解決」しようとした日本政府と日本人の意識があるんだと。あれだけアメリカに対して「鬼畜米英」なんて言っていたのに、なんで、ああ簡単にアメリカの言うとおりにしたのか。それは、やはり経済復興が大きいということで、いろいろまた、戦後問題について思うのでした。とくに女性たちがアジアの女性達に目を向けるようになるにも時間がかかった。キーセン反対が、私がテレビとか新聞で知り始めた女性たちの活動だったと思います。経済侵略、女性を「買いに行く」という「人身売買」「女性への侵略」として、韓国と日本の両方の女性が立ち上がりました。あとはフィリピンの問題とか。松井やよりさんは先駆けと勝手に思っていますが、どうなのか。きちんと勉強しないといけないと、つくづく思っているところ／土曜日は、災害女性学の会の学習会。今まで参加していただいた方々全員にどうも連絡をしていなかったことを認識し、次回からきちんとせねば、と大いに反省。いつもばたばたしながらやっているのがいけない…／日曜日は全国フェミニスト議員連盟の総会＋シンポ。シンポはヌエック廃止問題。「廃止じゃない」という話から始まりましたが、私たちにとっては、嵐山から撤退し、あの宿泊施設をなくすことは、「廃止」と同じ。全国の人たちが、嵐山の宿泊施設に集まった、みんなで情報交換したり、学習会をしたり、交流することで、エンパワメントできる。女性がケアの現場（家庭生活）から解放されて、一人の人として、参加できる場。そういう場がまだまだ大事なのに、「技術的なことができるようにする」ことばかりを念頭に置いた「人材育成」を今後はしていく、というけど、私たちは、そんなことを求めていない。政府・官僚・ヌエックの管理者が勝手に「これこれをやるからついてこい」はあり得ない。私たち市民、女性たちが何を求めているのか、まずは聞くのが筋ではないか。私たちの施設なんだから、とつくづくまた、思うのでした。これからまだこのやりとりは続きます。やれやれ。
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２０２４年５月２４日（金）　今朝、同じマンションに住むおばさん９０歳を超えているのですが、元気になって家に帰ってきたところをお会いしました。今のマンションが出来て、うちも含めて入居したときから一緒のおうちのおばさんです。弟と同じ歳の女の子もいて、親しくしていました。うちは両親亡くなり、おはさんもお連れ合いさまを亡くしましたが、元気でおられました。去年の夏に脱水症状がひどくで入院、そしてリハビリして、今年の４月に戻ってきました。ばったり久しぶりにお会いできて、すっごく嬉しくて、「おばさーーん帰ってこれてよかったー」と手を握って喜んでしまいました。おばさんも「一人？　元気？　歩く練習するの」と話してくれて、自分の親がいないので、おばさんは小さい頃から知っている親のような感じです。還暦すぎた私に「みなこちゃん」と「ちゃん」づけで呼んでくれる人。そんな人、近所になんかいないですよね。すごく嬉しい。「たまには寄ってね」と言われて、「うんうん行きます」と話しました。こうして家に戻ってきて、なかなか大変な暮らしではあると思いますが、やはり家がいちばんいいのだと思います。どうかできるだけ長く、家で生活できますよう、願うばかりです。こんどまた、イチゴかなんか持って行こうっと／本日やたら電話が多く、が、お一人、１５日に東京新聞を見た、という高齢の男性から。目録がほしい、と。「すいません、うち、目録、もう古いのしかないのです…」「古くていいから送ってください」ということで、古い目録と、今まで出した新刊のチラシを同封してお送りしました。まずい…、目録、できていない。コロナで暇なときに作ろうと思っていて、挫折したのでした。忘れてた…。Ｂ４判１枚表裏に本のタイトルを入れた簡易の目録なんですが、もう、入りきらなくて、これからどうしよう、と考えているうちに時間はたち…。入らないんだから、仕方がないわけで、新しい方法を考えるべきでして、なんとかしよう…。
２０２４年５月２２日（水）　１週間たってしまいました。東京新聞に１５日朝刊に出したサンヤツは、少し効いているようです。注文が少し上がりました。よかった…／火曜日の大門正克先生の「戦争と戦後を生きる」講座、とても有意義。テキストは先生の大著である『日本歴史１５　戦争を生きる』小学館を使っているのですが、だいぶ前に読んで、本当にこういう庶民の視点からの戦争の歴史を語ることがどんなに今までなかったか、そしてこの社会にどれだけ必要なことなのか、を思っていたのでした。ですので、先生がこの本の内容を詳しく、ご自身が何を思い・何をつなげ・何を紡いだのか、をお話いただいて、新しい戦争を考える歴史書である、とつくづく思いました。ひじょうに楽しい。こういう座学は久しぶり。当然現代に活かす視点でもあり、これから本を出す仕事にも大変役に立つ。考え方の視点、向け方、自分の今までの考え方と重ね合わせながら、新しいテーマが盛り上がりそうな気配／大好きなエレカシ宮本浩次のバーステーコンサートが毎年あるのですが、なんでーー、チケットとれず…。ファンクラブにも入っているのに、と。申し込んだので、単純に行けるものと思ってたら、チケット外れて、自分がものすごくがっかりしていて、そのがっかりしている自分に「あー、私はこんなにがっかりするほど、行きたかったんだ…」と妙に思うのでした。とりあえず、今日はここまで。
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２０２４年５月１５日（水）　昨日は、著者と打ち合わせ。ファミレスでランチをして、いろいろ話し込みました。なるほどー、と思う話をたくさん聞かせていただき、非常に貴重な時間でした。原稿についてもかなり詰めたのですが、しっかり忘れていたこともあり、編集者としては、完全に失格…。話すのが楽しくて、仕事を詰め切れていない。だめだ…。心してかかる／本日の東京新聞にサンヤツ広告『関東大震災　被災者支援に動いた女たちの軌跡』出しています。３月末に東京新聞社会面に大きく紹介されたので、それを宣伝文句に入れました。あの記事を見てくださった人が「ああ、あの本か」と思って、買ってくださることを期待しています。ということで、５月も半分終わりです。いい天気の一日でした。歯医者さんにも行って、体はいい感じです。
２０２４年５月１３日（月）　弊社で2015年に出した『まなび　愛　ひたむきに』という小本があります。市吉澄枝さんという生涯税理士さんだった女性の自分史です。戦争が始まるころ、女性が学ぶことがなかなかできず、悔しい思いをし、当時は伏せ字だらけの本を読みながら、親友と勉強し、戦中は留置所に入れられ、そこで空襲を受けて、看守をしていた人が逃がしてくれて…、と本当に激動の人生を送られた方の自伝です。で、その｢勉強を一緒にした親友の女性」の姪御さんから、なんと！　メールで「すぐに本がほしい」とご連絡をいただいてお送りしたら、そのようなお返事のメールをいただきました。びっくりです。どこでこの本のことをお知りになったのか、と思いますが、親友の妹で女性（伯母さん）に、本を届けたい、とのことでした。市吉先生、親友の妹さんのこともご存じだったかな。先生には、本当にいろんなことを教えていただきました。たくさん励ましてくださって、お金がない私にいろいろ気遣ってくださいました。今、私があるのはこの方のおかげ、というお一人が市吉先生です。昔のことを思い出して、しみじみしています。こういうこともあるんだな。それが本の良さです。先生、よかったですね。
２０２４年５月７日（火）　ゴールデンウィーク、終わりました。４日間、部屋の片付けをしていて、いつもは机に座ってタラタラ仕事をしているだけの体を、重い物をあっちにやったり、持ち上げたり、ガタガタ動いたり、と平日よりやたら変なところの体を動かしたので、逆に今日は、なんかあちこち痛い…。ということで、まったく休みになりませんでした／と言いながらも、谷間の三日間のうち、火曜日は、中小零細出版編集女性たちの会の仲間と今年初めての対面お食事会。いつもZoomだったので、わいわいガヤガヤとやれたのは、本当に楽しいひとときでした。やっぱりリアルは大事ですね。また近々やりたいのですが、ほかのメンバーがなかなか都心に出てこれないので、やはりそれはそれでZoomは必要、ということで。オンラインはどこからでも参加可能だというメリットはぜったいです／で、２日は、高校のときの親友と久しぶりに、居酒屋に突進。いやー、ホント何年ぶりかの、本格的な居酒屋。１１時過ぎまでいて、お互い相当呑んで、当方は何をしゃべったか、最後はよく覚えてない…。という経験も、久しぶりでした。でもお互い、いやー、そんなことがあったの？という感じでいろいろ話せて、長い付き合いでも話せない・話さないことはあるんだわ、とお互い納得の一晩／ということで４日間の連休に突入。その間、原稿を預けてくださった方からのメール、そして、ずっと執筆を続けてくださっていた方が最後まで書き上げて、原稿を送ってくださいました！　すばらしい！　感動の最後の言葉でした！　みんな、期待していてね、本出たら買ってね！　と、内容がなんだか、わからないと思いますが、もう宣伝させてください／そして今日は、早稲田大学のエクステンションセンター講座、というのがありまして、そこで「戦争と戦後を生きる」というテーマでお話される大門正克先生の毎週火曜日の講座に行きました。あと５回。４月からスタートしていたのですが、うかがえず、今回からの参加。前回の講座もとてもよくて、今回も先生のご著書を使ってのお話で、先生がなぜ、この資料を使いながら、書いていったのか、を話されながらの、テーマでのお話は、大変興味深く、学問としてだけでなく、編集の仕事としても大変勉強になります。毎週行くのが楽しみ。さて、毎週火曜日行けるか…。頑張る…。
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２０２４年４月３０日（火）　ゴールデンウィーク突入。といっても、カレンダーどおり／えーっと、何から書けばいいが…。先週２４日は出版関係のフリーの労働組合出版ネッツの校正部会勉強会。テーマは「差別用語」。それぞれの体験を語り合いました。媒体が違うだけで、表現の仕方の工夫、というか、嫌だと思われる表現が違うことがわかって、なかなかに興味深いものでした。今は「中途社員」という言葉は使わないとのこと。「中途入社」。「中途社員」だと、中途半端な…、というイメージにもとられやすく、若い人は特にとってはイメージがよくないワードで、企業は、こうした言葉は使わず、チェックを入れるそうです。なるほど…。私の時代は平気で「中途社員」とか使っていたな。私自身、そもそも中途社員で弱小出版社２社に在職していたし。出版関係は、「中途」が当たり前でしたから。やっぱり業種、というか、社会状況やどんな業種なのかで、言葉の使い方は気をつけるべきと実感しました。というか、自分が生活している界隈でＯＫだから、他のところでＯＫとは限らないし、私の世代では当たり前なことが、当然、今の若手には「当然ではない」ということも多々あるわけで、ひじょうに勉強になりました。こういう勉強会は、ホント、いいですね。またこういう機会があればいいと思っています／私の好きな宮本浩次は毎年誕生日にコンサートをやるのですが、ファン限定でのチケット販売で抽選に外れた…。悲しい…。ぜったい行けると思っていたので、とくに…。それと、チケットはずれたことで、私は、コンサートに行くことに、こんなに楽しみにしていたのだ、というのが自分でわかって、これがまた、自分を落ち込ませたのでした。もういいや、気を取り直していく…。
２０２４年４月２２日（月）　来週はゴールディウィークが始まります。そんな今週のスタート／金曜日は、出版フリーの人たちが加入している労働組合・出版ネッツの仲間４人と飲み会。じつは、こういうことは初めてで、初めてお会いした（というか、お顔とお名前がまったく一致していなかった）方もおられ、楽しくおしゃべりしました。いろんなことがありますが、まあ、それはそれで。でもこれかも一緒に活動をしていく仲間ですから、是非また会食しましょうね！／で、土曜日２０日は、クルマ社会を問い直す会、という、市民団体の３０回目の総会に参加。私は会員ではないのですが、この会の立ち上げのときから知っていて、ずっとこの会を支えている人たちとお会いしたくて参加しました。本当に久しぶりにお会いして、嬉しかったです。皆さん変わらず、お元気で、手作りのクッキーとか、いろいろいただきました。この方々には、私が夫を亡くしたときに、ものすごーーーく、助けていただきました。美味しい手料をたくさん送ってくださったり、癒やしグッズやいろんな、元気が出る食べ物などなど、宅急便で送ってくださって、一人で布団にくるまっていた私は、地味という言葉がぴったりの体が元気になるのが本当にわかるくらいでした。お会いして、「あのときのことがなかったら、今の私はいないから！　ほんとーにありがとうございましたーー」とやっとお伝えすることができました。本当に今でも深く感謝です。「今度は同じことを私が他の人にしているんです」と話したら、「それは恩送りっていうのね」と言われて、なかなかいい言葉だな、と思いました。恩送りします。これは体験した人間にしかわからないことです。大阪からもおいでの方にもお会いできて、またあの当時、うちの事務所にきてくださっていた人、著者、ほんと、お会いできてよかった。新しい方が講演されて、このお話もよかったです。本当貴重な時間でした／ということで、今週がスタート。今年本を出す予定の著者さんからは、とってもよいお知らせをいただくこともできて、ここ数日はナイス！な日々です。原稿もすばらしい。いいスタートをきっています。明日は校正の講義です。
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２０２４年４月１９日（金）　また大きな地震がありました。四国近辺では、震度６弱という大きな揺れは「初めて」だそうで、住民の人たちもこういう大きな揺れを経験したことがないとのこと。６弱は確かにないですが、あまり大きな地震はなかったのか。南海トラフ地震が予想されていますから、やはり皆さん相当怖かったと思います。被害に遭われた皆さん、どうぞご自愛ください／今週も終わりです。当方は何とか無事終わりそうで本当によかったです。なんせ、あまりに忙しすぎた…。目がもうショボショボで、数日治らない。１６日一言欄にもなんか「怒濤」とか書いているみたいだが、気分は怒濤から解き放たれて、とろとろ状態です。明日は、私が生活思想社を立ち上げたときに、活動を開始した「クルマ社会を問い直す会」の総会・講演会。昨日、共同代表の人から久しぶりに電話をいただき、「土曜日のことでしょ？　行きますよー」と言ったら、「会えるの楽しみ！」とお互いエールを送り合いました。ほんと、何年ぶりか。活動が始まったのは１９９５年頃だったと思います。そのメンバーも含めて、『脱クルマ２１』という年１回の本を出しました。３回で終わりました。まさに｢三号雑誌」だったんですが、このときに知り合った人たちと、ずっと年賀状のやりとりとか、また、私が辛かったときに、ほんとーーにいろいろ助けていただいた。あの助けがなかったら、今はないです。本当にありがとうございます！　明日お会いできるかなー、楽しみです。お礼言わないと。コロナで会えないでいましたが、メールでやりとりしたりしていました。という週末。これから、ちょっと活動仲間と飲み会に行ってきます。みんないろいろ大変なんですが、会って話をすれば、少しは元気になる、というか、これからのことも考えられる。やっぱりオンラインではなくて、実際に会うのは大事だと思います。それではまた来週！
２０２４年４月１６日（火）　元気です。桜もほとんど散ってしまって、ツツジが満開です。日本列島は、桜前線で湧いていますね。今日の東京は日差しが夏っぽくて、気持ちいいです／怒濤のような仕事も一段落。先週はずっとお会いできなかった著者とお会いして、これからの仕事の段取りの打ち合わせ。本のイメージがだいぶ出来てきて、これからが楽しみです。もっといろんなプライベートの話を話したかったのですが、話したいことが山盛りで、私の時間がなかったもので、著者さんのお話ももっとじっくりお聞きできるように、次回、またセッティングしようと心に強く強く決めました／というところで、土日を過ごし、今週が始まりました。明日は千葉に打ち合わせに行く予定でしたが、お相手がお忙しいとのことで日延べ。電話でお話して、企画のイメージができて、逆によかったです。今後、どういうお話ができるかわかったので、こちらももう少し具体的な話ができるように用意できる。よかったよかった／で、ずっと懸案になっていた、弱小中出版編集女性の会の新年会をやっと開催することになりました。新年会は、私たちの業界は年度末は教科書や製作費補助の関係本の締め切りなので、ものすごくハードな日々。ですので、年度末が終わったら、「頑張ったでしょう打ち上げ」にしようと思っていたのですが、けっきょく、みんな、４月も忙しい、下手をすると５月も忙しい、ということになり、なかなか日取りが決まらず。もうめんどーだー、ゴールデンウィークはどうだー、となったら、まあ、何とか予定があって、谷間に開催決定。まあ、今年はカレンダーがよくないから、ゴールデンではないのでいいのですが。しかし、なんでこんなに忙しい、という状況なんでしょう…。わからん…。
２０２４年４月１１日（木）　なんとーー。４月になってしまっていて、「本日の一言」がまったく更新されていませんでした。生きています。大丈夫です／今年の桜はきれいで、長く咲いていましたね。火曜日の風でだいぶ散り、今日はもうそろそろ葉桜です。桜の花を見ると、夫が白血病で病院を出たり入ったりしていたときのことが思い出されます。というか、１０年以上、桜を見ると、そのときのことばかりが思い出されました。辛かった。これからまた入院するために、二人でバスに乗っていて、外には満開でチラチラ桜吹雪が舞うのを窓から見て、これからどうなるんだろう、と思ったことを思い出します。本人が一番辛かったわけですが、私もあのときの思いは桜を見れば思い起こしていました。夫が亡くなり（白血病は寛解でけっきょく最後はガンなんだけど）、しばらくしてから、やっと桜がきれいだなー、と思えるようになったようです。まあ、時間が経ったということなんでしょう／昨日は、ずっと執筆をお願いしている著者と久しぶりにお会いして打ち合わせ。私がもういつもいつもばたばたしている、と、先延ばしにしていたのですが、やっとお話できて、本当によい時間でした。もっと話をしたかったのですが、相変わらず私がばたばたしていて、今度また近々にゆっくりと、と勝手に思っている次第です。今年には本になりますので、皆さんお楽しみにしてください！　すごいいい本ができるぞ！／某所では、なんか、自分の来し方ばかりを話していて、「来し方」なんて言うとかっこいいが平たく言えば昔話。「こんなやり方もあるよ」という話なんですが、どこまでこういった話が、若い、平成生まれの人たちと共有できるのか、もうさっぱりわからないでいます。いまひとつ反応はなく、時間がたつにつれて、妙に私はその人たちの間に深くて暗い河がある〜、気分になっています。うーーん、これ、解決するのかなー。私が勝手にそう思っているのかな。まあ、それでもいいんでしょう、たぶん。
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２０２４年３月２８日（木）　なんとーー、３月２６日東京新聞社会面に『関東大震災　被災者支援に動いた女たちの軌跡』の著者インタビューと本の内容紹介のどでかい記事が出ました！！！　ちょっと前に記者さんが取材してくださっていたのですが、掲載時期はわからず。最初はウェブだけ、と聞いていたのですが、こんなに大きく扱われるとは思っていませんでした。記者渾身の内容で、関東大震災のときの女性達の困難や支援について、かみ砕いてわかりやすく書いてくださいました。この日の朝イチで、編集仲間が「出てるよー」とメールをくれて、ウェブにも掲載されているのでアドレスを送ってくれました。で、他からも情報が入ってきて、やれ嬉しや！　新聞に出ていると思わなかったのですが、どうやら掲載されていることがわかり、コンビニで購入。たぶん中面だろう、とめくっていても、記事が出てこない。小さいからな、きっと、と思ってもう一度めくる。ない。ああ、著者が埼玉だから、埼玉版なんだ、と思って、閉じようと、ちらっと社会面を見たら、あれ？　これ？　記事じゃない？　ということで、大きい記事すぎて、目にとまりませんでした…。というほど、大きくて、さすがに弊社でもなかなかここまで大きな扱いになることはありませんでした。よかったです。電話が鳴り止まず…、なんてことは、もちろん今の時代はありませんが、これから期待しています／２５日月曜日は、４０年近くつかず離れず４０年お付き合いしている、出版の大先輩が事務所に来てくれました。何年ぶりかで会って、なんかもう、来し方行く末の話。行く末はほぼないので、来し方、ですかね。今まで話してこなかったことなど話して、いや、それ、知ってたの？というような、びっくり話もあったりで、ああ、そんなこともあったよなー、と、ここだけの話ばかりで、しみじみ思い…。お元気でい てほしいです。近々またお会いしましょう。
２０２４年３月２１日（木）　昨日は春分の日で休み。今週は風が強くて、ものすごく寒い。が、今朝家の近くの桜のつぼみがピンクになって、そろそろ咲きそう。日なたのつぼみはたぶん明日くらいには咲くのではないか。ちゃんと春はくるんだね／先週から、日本エディタースクール校正者養成講座が始まりました。いつもいろんな年代・バックグラウンドを持つ人たちが集まるので、なかなかにユニークですが、今回もなかなかです。これからどうなるのか、楽しみです。自分として、声を張り上げてしゃべるのは体力を使います。マイクもあるんですが、どうも使いにくいし、自分の声でダイレクトに出したほうが、なんか気持ちがいい。コロナでマスクが必須になってしまって、それが辛い一因ではありますが、みんなを守る義務もあるので、マスクもはずせません。体をあまり酷使しないようにしたいと思います／年度末のいろいろが終わって、ガンガンに走ってきたのが止まって、少々クタッとしています。ダラダラして充電中。やらなければならないことは多々あるのですが、ちょっとエネルギーを入れないと、脳みそが回らない。しばらく本もがっつり読んでいなかったし、人とも会わなかったので、そういうことに時間を使いたい。息抜きという、ガソリンを入れるのは必要だと、歳をとってきて思う／１９日は北京ＪＡＣ 主催の講座を聴きました。沖縄の活動家のお話でしたが、奥が深い、範囲が広い、問題をつなげての話には、敬服でした。非常に興味深い話もあり、ちょっとこれは掘り進めたい。私がいま関心を持っているハンセン病差別問題とも絡む話もあって、ここまでやられたのか、と知らないこともあり、また調べようと思ったのでした。が、これが何の役に立つのか、は、…ないなー、本にするわけでもないし。自分の満足感かな。まあ、それでもいいか。
２０２４年３月１１日（月）　今日は、東日本大震災・福島原発事故１３年。使われすぎた言葉ですが、思いを深く日です。たくさんの人の「あの日」があります。忘れることはできないと思います。穏やかに、今日にいられますように／金曜日８日は、国際女性デー。毎年書きますが、私の誕生日です。今年表参道で、国際女性デーのパレードが開催され、300人近くの人が集まりました。若い人たちが多くなっていて、それはとても嬉しいことです。活動をともにしている仲間も何人も参加されていて、ちょっと同窓会的気分でもありました。記念写真を撮って、少し歩いて退散。夜は別の活動のZoom会議でした／土日に仕事がなく、和箪笥の着物を取り出して、ほこりだらけになりながら、ゴミ袋に入れたりして、休日が過ぎました。ここ何年も、そういえば映画を見に行っていないなー、などと思いながらも、出不精なんで、休日は家にお籠もり。ずっとお会いできなかった著者さんと、お会いする計画も立てないと、と思う日々。
２０２４年３月７日（木）　先週の土日は仕事がなく、家の片付けでもしようか、と思いながら、もうただただダラダラと過ごしました。母も亡くなったので、和箪笥の中の着物を片付けようと覗いてみて、寝間着的なもの、浴衣は捨てる、ほかの着物は、古布で人形や仕立てをしている知人がいるので、その方に差し上げることにしていて、久しぶりにお電話しました。もう２０年以上のお付き合いがある著者です。おうちに泊まったり、著者メンバーで「女子会」と称して、一泊しゃべり倒すことをやったり、と楽しいことをしていましたが、ずっとごぶさたしていました。ということで、古布として着物と半帯というものを使っていただくことになりました。今度の土日に整理して発送予定／先週の金曜日は、編集仲間とランチ。年度末でもう、火が噴く状態の人たちで、ちょっとだけの生き抜き、になったかな…。私はすっかり年度末脱皮したので、「乗り越えてー」と気楽な応援。久しぶりに外で、人とランチをしました。呑むことはあっても、食事はあまりないので、食べるが遅くなっている自分に気付きました／水曜日、そして今日は、夫の姉が入院しているリハビリ病院へ。大きな手術をして、心肺機能も落ちていて、歩くだけで、ハーハーと息をしていて、とにかく、歩行器を使って、少しでも歩けるように、ということですが、なかなか大変…。一人では立ち上がるのも無理だから、これからの生活の質がどうなるのか、と気がかりです。これから老健に移って、その後特養の入居待ちになるのですが、生活の場に移れば、少しは気持ちが「生活」している感じになってくるのではないか、と期待しているところです。なんせ、狭いベッドで、周りはワサワサと歩いたり、話したりと、リハビリで人が行ったり来たりで、病院だから仕方がないですが、生活の場ではない。ずっといたら、気も滅入るというものです。とにかく、ゆったりと過ごせる場に行って、落ち着いた日々を送れるといいと思います／いま、会っておかないと、ということが多くなっていて、面倒がらずに動くことが大事だと思え日々です。
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２０２４年３月１日（金）　もう三月です。早い…。順調に春が来ています。沈丁花の花の香りがかすかにしています。この香りはが春だなぁと思います。仕事がやっと一段落して、ホッとしています。たぶん久しぶりの明日明後日の休みになるはず。かかわっている団体のあちこちで、なんかいろんな問題が浮上していて、こういうことで、みんなが時間を潰されるのは、本当にもったいないことです。しかしながら、被害を被っている人がいるのであれば、それは非常に問題ですので、即座に行動せねばなりません。ということで、メールやら、Zoomやらが飛び交う状態になります。どうしてこうなるのか、と思うと、やはり人のことを考えられない、ということにつきるのではないかと思ってしまいます。これやったら、どうなるの、という想像力が及ばない。政治もそうだけど、自分に利益があること・楽しいことはせっせとやるけど、他のことは蔑ろにしたり、卑下したり、差別したり、無関心だったり。そういうことに係わっているとどんどん疲弊して、メンタルやられます。昔、友人が「やらないで何かあって、後悔するより、やるほうがいいよ」と言われたことがあり、それはとても肝に銘じていることです。そうなんだよ、やらないと、あとで「あー、やっとけばよかった」と思うのはなー、と思う。それって、とても大事なことで、みんながそう思って、少し動けば、世の中もっと生きやすくなるのではないか、とも思います。それでは今週はここまで。来週は暖かいといいですね−。
２０２４年２月２６日（月）　だいぶ日にちが空いてしまいました。いろいろばたばたしていていまして…。元気です／先週はまた三連休のため、なんとなく１週間がはやかった。２０日は今、本を書いていただいている著者のオンラインでの研修会。内容は、詳しく書きませんが、ひじょうに理論を整理して、素人でもよくわかるようにして説明していただいて、とてもよかったです。おおぜいの参加ではなかったのもよかったです。ワークもあったりで、当事者の気持ちがよくわかる内容でした。違う場でも開催したいなー、と思っています。なかなかこういうことをわかりやすく説明しながら、講義してくださる方はおられないので、ひじょうに貴重な時間でした。ありがとうこざいました／年度末でいろんなことが押し寄せていますが、とにかく「やる」。やらないと終わらない…。ということで、ひとつずつ、片付けています。で、一つ片付くとホッとするのですが、次がまたあって…。明日は健康診断に行ってきます。毎年なぜか、この忙しいときにやるようになってしまっていますが、国保なんで、年度を超えるとだめなので、明日行く。胃カメラもやってきます。去年もやって、２年に一度でいいとお医者さんに言われたのですが、まあ、やってみます。３度目だから、だいぶ慣れているはず。今日は早く寝ます。あ、今日は２２６事件の日。あの日は雪が降ったようですが、今日も北風が寒いです。
２０２４年２月１５日（木）　今週は暖かい日が続きます。が、事務所はコンクリートに囲まれ、日が入らず、寒いので暖房つけています／この間の三連休は仕事をしながら、夜には中学のときに親友とおしゃべり。キンメの煮付けをつつきながら、去年亡くなった恩師のこととか、またまた思い出して語りました。障害の話も多々。最近、よくすぐ「発達障害」というふうに言いますが、それについて、経験談を聞きました。残りの二日は仕事をばっちり。なぜか毎日洗濯機を回していました／という連休明け。新刊の準備に追われながら、雑用。事務仕事がいちばん苦手で進みません。夜遅くまでパソコンに向かっていて、疲れます／というわけで、今日は、気分転換に午前中は国立科学博物館に「和食」展に行ってきました。平日なのに、人が多くてびっくりでした。ゆっくりは見られなかったのですが、今なじみで食べている野菜って、ほぼ外来だと知って、びっくりです。大根もゴボウも外来なんですね。ゴボウは日本のものだと思っていたけど違う…。カリフラワーはけっこう早い時代には入っていて、最近の食べ物だと思っていましたが、明治時代にはもう食べられていました。意外。日本人、というか、日本列島にいた人たちは、木の実や山菜・キノコ、魚・貝・海藻、ナマコもけっこう昔から食べていて、あとはタコ、イカ、鯨といっても小さいのか。肉は鹿、たぬき、ウサギ。そんな食材を上手に料理していたんですね。食を通して、いろんな視点での展示でひじょうに面白かったです。もう少しゆっくり見たかった。それと、なんかやたらとスマホで写真を撮っている人がいて、そんなに写真を撮って、あとでみるんだろうか？と思いました。展示を見ていて、カチャカチャひじょうにうっとうしい。目で見て楽しんでほしいです。
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２０２４年２月８日（木）　過日は都内でもかなりの雪が降りました。久しぶりの雪、という感覚がありました。事務所は古い鉄筋コンクリート造りのビルで、弊社の事務所は角部屋。両方に窓があり、つめたーーい堅くて分厚いコンクリに囲まれて、冷え冷えです。もう温まらない…。床もコンクリにタイルカーペットなので、下から冷えが上がってきます。早く暖かくなってもらいたいものです／新刊『関東大震災　被災者支援に動いた女たちの軌跡』は、１００周年を過ぎましたが、関心度はそれなりに高く、著者への取材が続いています。嬉しい。記事になるのは、今月末からになりますが、これで勢いがついてほしいです。来月１１日は、東日本大震災１３年で、東北の地方紙は毎年3.11の広告企画をします。今年も出稿しますが、さて、関東大震災の本を入れるかいなか…。今、それを考えています。２０１２年に出した『女たちが動く』という、東日本大震災のときに、被災者として被災者の女性達を支援した活動記録の本なのですが、いま、また、読んでいただきたい、と思っているところです。能登半島地震で、女性視点の避難所運営など、また注目されていることもあり、３．１１のときはどうだったか、を振り返る必要があるのではないか、と思います。どうしようかなー、まだ時間があるから考えるか、と。
２０２４年２月５日（月）　1週間空いてしまいました。今日は冬将軍。底冷えです／コロナの罹患者がまた増えている状況で、罹患した人が、体中が痛くて、頭痛、熱が９度で下がらず、のどが腫れて水も飲めない、と。メールでは、最初、体中が痛くて心臓がねじきれそうで…、とメールがきたときは、もう救急車呼んで！とメールしました。救急車呼んで病院に行っても、そのまま入院できるはずはないから、帰ってこないといけない、それは無理…、ということで、自宅で頑張って、何とか３週間くらいで落ち着いたところです。ほんとうにどうなるかと、ハラハラしました。自家用車がない人は、公共交通で病院に行くことは無理だとしたら、どうしたらいいんだ、ということですね。タクシーもダメだったら、病院から、痛いくて高熱の体で歩いて帰るのか…、それは無理ですよね…。これからまだコロナが落ち着くことはないでしょうし、私も一人なので、罹患したら、友人と同じ、下手をしたら、もっと悲惨だと思います。が、どうにもならないんでしょうね。毎日電車のなかでは、しっかりマスクしています。皆さんもどうぞご自愛ください／土曜日は、中学のときからの親友と夜、おしゃべり。本当だったら、某居酒屋で煮魚を食べる予定だったのですが、混んでいて入れず、お茶して、我が家に来てもらって、お茶しながら、あっちこっちに話が飛びながら、楽しみました。家に呼ぶ予定がなかったので、部屋はぐっちゃぐちゃ（呼ぶ予定でもきっと片付けない）。でも、昔からの付き合いなので、なんかもう、お互いのんびり状態で居心地よく時間はあっという間に過ぎました。久しぶりにしゃべって（だけど、まだしゃべり足りなくて）、楽しいひとときでした。
２０２４年１月２９日（月）　２７，２８日は全国フェミニスト議員連盟ウィンターセミナーin埼玉・八潮に出かけました。八潮市は初めて行くところ。一日目は埼玉県内の女性首長三人が登壇されて、トーク。これがすごくよかったです。自転車置き場にママチャリが置きにくいから一台ごとにおけるよう改良、とか、長瀞町の町長さんは、公園がないから作ったとか…。長瀞町なんて自然の町なんだからいらない、という反対の声に、子どもがいる人たちから、安全に遊べる公園を！ということで、何個かの公園と、大きな公園を整備したとのこと。大きな公園は、観光にきた人にも使われているとのことで、女性の生活者目線での施策は、男性から見たら「つまらない」ことかもしれませんが、こういう生活者目線の施策が、自治体に住む人たちには大事なんですよね。こういうお話、是非市民の方々に聞いていただきたかったです。生活者目線での政策をやってもらうことができるんだ、ということかわかれば、投票率も上がるし、女性への期待も増す。自治体の施策に自分たちの声が届く、という具体的な例を聞けば、自治体政策に関心も出ると思います。とてもよい企画で、お話も本当によかったです。実行委員会の方々には本当に感謝申し上げます。ということで、土日は新刊販売も兼ねての参加でした。新刊の評判も良し。楽しい２日間、鋭気を養いました。（で、仕事は進まず…）
２０２４年１月２４日（水）　新刊『関東大震災　被災者支援に動いた女たちの軌跡』。先週の１７日に東京新聞に広告を出しました。サンヤツです。なかなか反応がなく、まあ、こんなもんか、と思っていたのですが、昨日、弊社事務所に「本を買いたいから行きたい」とお電話。いろいろ道に迷われて到着された女性がおっしゃるには、１９００年生まれのお母様が、お茶の水大学を卒業して、医者になりたかったのだけど、なかなか難しくて陸軍病院で看護師をしはじめて、そこで震災。そして、支援活動をされたそうです。２３歳ですね。そのときの功労のけっこうりっぱな賞状があって、母の活動が出てくるのでは、読んでみなくちゃ、と思ってくださったそうです。残念ながら陸軍病院のことは出てこないのですが、確かに陸軍病院も医師・看護師が出動して活動していました。そのなかのお一人だったんですね。娘さんとしては、その当時のことを知りたいと思われたそうで、是非読みたい、とわざわざおいでくださいました。その後のお母様は、故郷に連れ戻されて（お父さんが、やっぱり娘だから、危ない東京はだめってことで）、そこで医療関係で助産師をされていたそうです。お母様は、きっと、当時の支援活動の功労賞状を大事にもっておられたのだと思います。こうして女性が自分の技術と力で、人を助ける・支援する活動ができることは、震災という大変な状況だったとはいえ、とても自分のその後の人生に影響を与えた、とても貴重な体験だったのではないかと思います。今回の本は、支援をした人は、大きな組織を作って活動した知識人でしたが、お母様のように、現場で自分の技術をもって支援にあたった方々の個々の記述・記録のことも思いいたったのでした。被災者の様子とか、被災した人の聞き書きはありますが、支援した人の聞き書きはあまりないように思います。とくに女性のものは。是非探してみたいと思いました。娘さん、この本を読んで、お母様のことを思っていただけるでしょうか。いろんな視点でこの本をとっていただくことがあることが、こうして対面でお話できて、とても私自身、貴重なことです。寒い中を道に迷いながらおいでいただいた方に、本当に感謝いたします。本の力を、また感じました。
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２０２４年１月１８日（木）　昨日は阪神・淡路大震災２９年でした。能登半島地震で、輪島の朝市界隈が焼けました。あの様子を見て、阪神淡路大震災の火災を思った人は多いと思います。下敷きになった人を助けることができず、火の手が上がる家から逃げなければならなかった人たちがたくさんおられました。あの画像を見て、当時の辛い思いがまた、まざまざと蘇ったのではないかと思います。どうか、ご自愛ください／能登の中学生が、集団避難しました。希望者とは言え、親元から１００キロも離れたところに行くのは、本当に不安だと思います。どうか、お金をたくさんつけて、子どもたちのケアをしてあげてほしい。先生やカウンセラーもたんさん雇用して、おいしいものを食べてもらって、元気に過ごせるように。そのために税金払っているだから。少子化だ、異次元の…、とか言っているんだから、きっちり政策してほしい。そして、避難生活が辛くて帰りたくなったら帰って学校に行けるように、また、地元に残った子が、避難の学校に行きたい、と途中で思ったら行けるようにしてほしい。そう思います。子どものことが心配な親御さんにとっても、それがいちばんのケアでしょう。皆さんどうぞご自愛ください。
２０２４年１月１５日（月）　年明けからばたばたとしていて、１０日も空いてしまいました／新刊が出て、広告を作ったり、と忙しい日々です。能登半島地震の被害が甚大で、とても心が重いです。年末年始、仕事をしていたことと、ニュースでは、地震や羽田事故のこと、北九州の火災など、バッドニュースばかりで、正直疲れ切っていました。昨日日曜日は、もう何もしない！と、洗濯だけして、ダラダラして、やっと、何となく正月気分でした／震災の報道を見ていると、どうも社会が非常に脆弱になっている、と感じます。公的に行われることをどんどん民間や国民自身に丸投げしていっている、それでいいのだ、という風潮が蔓延している。弱者は完全に切り捨てられる、というか、切り捨てられてしょうがない、という危機感すら感じます。それが杞憂であってほしいですが、今回の震災にあたっての、人命救助の仕方を見ていると、「仕方がないじゃないか」という「免責」ばかりが幅をきかせていると思います。私たちは、「どうすれば、少しでも「仕方がないこと」を減らして、何ができるか」を考えていかないと、「諦め」だけが、社会を覆うことになりかねない。そのようなことにならないように、しっかり政治にも目を向けて、動いていこうね、と自分にも言い聞かせます。
２０２４年１月５日（金）　 明けましておめでとうございます。元旦から能登半島大震災で、翌日は羽田事故、北九州市の火災、と大規模災害・事故での幕開けとなりました。世界も混沌としており、ふんばりどころの年となります／そんななかで、関東大震災と女性支援の本を宣伝していくわけで、なんか、震災にのっかって、という感じにならないようにしないと、と思います。が、ツイッターで流れてくる、被災女性のおかれた状況を見るにつけ、関東大震災のことを知っておくことは必要だと、とても思います。また、２０１２年に出した『女たちが動く　東日本大震災と男女共同参画視点の支援』も今さらながら、読んでいただきたい、というか、これを読んでいただいて、また今を考える必要がある、と実感しています。あれから１３年になるわけで、当時のことを考えて実践している人ももちろんたくさんおられますが、まだ子どもだったとか、いろんな方々が当時の自分のことを発信してくださっています。そういう方の発信内容は重要で、今言えたこと、もたくさんあると感じます。とくに性暴力については、そう感じます。今、やっと、今避難所にいる人たちに向けて言う、言っておかないと、という覚悟をもった発信です。そのような発信をどう、みんなが知っていくかは重要なことだと思います。とにかく、被災している方々、生き埋めになっている方々、亡くなった方々にお悔やみとお見舞いを、そして早く日常が取り戻せるように、と切に願います。
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